3・11から4年で特集番組が組まれている。
風化させないためにテレビ局も良心的なところがあるな
とは思う。
わしも震災直後は意識的に福島産の酒や食品をレストランで
選んだりしていたが、最近ではどこの県だって美味さで
競争してるのだから、分け隔てなく美味いものを食すように
なってきた。
しかし福島第一原発から汚染水が海に流出していると聞けば、
その周辺の海域から獲れた魚は食べたくないと思うのが人情だ。
風評被害は良くないと言っても、海に汚染水垂れ流しは事実
なんだから、やっぱり東電は批判されるべきだろう。
一時期、原発推進派から、東電バッシングしても無意味という
議論が出されたが、その連中は今こそ汚染水を飲んだ魚を
食いたいと実践しているのだろうか?
膨大な量の汚染水タンクも、いつか海に垂れ流すしかなくなる
のだろう。
放射性汚染物の最終処分場も見つかるはずがなく、限定的な
処分場とされた地域が実は最終処分場になるに決まっている。
国民は、利権を死守したい者たちが積み重ねる既成事実を、
なんとなく受け入れるだけ。
そういうものなんだろう。