日本人が皇室の存続をもし望まないのであれば、
現状を放置していればよい。
皇室典範の改正は不可避。
皇室の長い将来に亘る存続を確かなものとし、
かつその尊厳を守る手立てはない。
もう何度も繰り返し述べて来た。
この最重要の国家的課題に真剣に取り組む気配は、
残念ながら今のところ全くない。
女性宮家創設が決まった場合、
まずそれにお応え戴くべき秋篠宮家ご自身のご意思は?
昨年のお誕生日に際しての記者会見で、
秋篠宮殿下はこのようにおっしゃっている。
私がもし天皇の在り方についてということに答えるのであれば、
やはり、象徴としての天皇というのは、
いかなるものがふさわしいのかということを考える、
そういうことにあるのではないかと思いますし、
長男にどのように伝えるかということについては、
やはり私自身はその立場ではありませんので、
陛下が言われたことを長男に、そしてまた長女、 次女にも
伝えるということになります」と。 そしてまた長女、次女に…」
と述べておられるのは見逃せない。
もし女性宮家創設の可能性を頭から排除しておられたら、
わざわざこうした言い方はなさるまい。
ご長女の眞子殿下ご自身も、
大学ご卒業に際しての文書回答で、 以下のように明言されている。
女性宮家についての私自身の考えに関しましては、
父の考えとほぼ同じですが、制度についてのことですので、
私からの答えは控えさせていただきます。
将来どのような人生を送ることがあってたとしても、
それまでに学んだこと、与えて頂いた貴重な経験と共に、
歩んで参りたいと考えております」と。
実に凛然たるご回答ではないか。 女性宮家創設の如何についてはお立場上、
お答えはお控えになるものの、
ご自身のお考えははっきり持っておられる。
秋篠宮殿下)の考えとほぼ同じ」。
もし今の典範で定められている、
ご結婚によって国民のお仲間入りをされる以外の
(だからこそ、「 どのような」と表現しておられる)
「 人生を送ることがあったとしても」、 それをしっかりと
お引き受け下さるご覚悟があるーとお答えになっ ているのだ。
いまだお若い内親王が、 ここまで決然たるご覚悟をお示し戴いている。
政府は自らがなすべき責務を、代案もないまま、
いつま先送りするつもりなのか。
だがそうでないなら、
しかも、女性宮家を創設する以外に、
そのことは、
しかし政府も国会も、
しからば、
昨年のお誕生日に際しての記者会見で、
「
伝えるということになります」と。
ここで「
と述べておられるのは見逃せない。
もし女性宮家創設の可能性を頭から排除しておられたら、
更に、
大学ご卒業に際しての文書回答で、
「
ただし、
実に凛然たるご回答ではないか。
つまり、
それは「父(
従って、
(だからこそ、「
「
お引き受け下さるご覚悟があるーとお答えになっ
涙が出るほど有難いお言葉ではないか。
いまだお若い内親王が、
政府は自らがなすべき責務を、代案もないまま、