1月7日。
街頭の弔旗は悲しげに小雨に濡れていた。 外泊していたが、
家内に連絡して、 東京駅に喪服を持って来てくれるよう、頼んだ。
東京駅にある丸善で新しいワイシャツを買い、 着替えを済ませると、
そのまま皇居の弔問記帳の列に並んだ。
その時の情景が今も鮮やかだ。 より変はらぬ嘆き今にあり
わが大君(おおきみ)は神上(かむあ) がりましぬ」。
宮中では昭和天皇祭が厳かに執り行われる。
更に、この日を選んで御陵にお参りされる人たちもいる。
私も出来ればお参りしたかった。 昭和天皇の悲劇的で崇高なご生涯をお偲びしたい。
昭和天皇のご命日。
26年前のあの日が甦る。
街頭の弔旗は悲しげに小雨に濡れていた。
私は当日、
家内に連絡して、
東京駅にある丸善で新しいワイシャツを買い、
そのまま皇居の弔問記帳の列に並んだ。
その時の情景が今も鮮やかだ。
「神代(かみよ)
わが大君(おおきみ)は神上(かむあ)
当時私が詠んだ弔歌の1首。
今日、
武蔵野陵でも祭典。
更に、この日を選んで御陵にお参りされる人たちもいる。
私も出来ればお参りしたかった。
せめて心中、