来年1月に香山リカと「創」でアイヌ問題について、対談する
ことになっている。
ギャラは要らない。
わざわざ香山リカのスケジュールが開いている日時に合わせて、
わしが出向くことになった。
今日の東京新聞は、在特会などの「差別」と、「アイヌ民族が
いるか否か」の問題を同列に扱う書き方をしていた。
「アイヌ民族がいるか否か」は学術的にも、理論的にも、
証明してもらわなければ仕方がない。
わしは「差別」は嫌いだから、「ヘイトスピーチ」には徹底して
反対だ。
「アイヌ民族がいるか否か」という問いは、
全然「差別」ではない。
安田浩一氏は在日差別に関する意見には共感するが、
アイヌ問題では理解できない。
「アイヌ民族否定論のおかしさを徹底的に批判する必要がある」
と言うなら、ぜひやってもらいたい。
「アイヌ民族の存在を疑っただけで差別者であり悪人」と言う
のなら、そういうジャーナリストは恐ろしいとわしは思う。
安田氏を全体主義者と断じるしかない。
わしは「運動」は嫌いだし、「反左翼」の教条主義も嫌いだ。
ただ真実が知りたいだけだから、「なるほどなあ。アイヌ民族
っていたんだ」と納得させてくれればいいのである。
わしは理解したら、今までの間違いを認めるし、謝罪もする。
「王様は裸だ」と言ってるだけだから、本当に服を着てるのが
見えて、そして確かな手触りもあれば、自分の読者に「ごめん、
わし間違ってた。真実はこうだった」と伝えるだけだ。
アイヌ民族を自称してる人たちを差別する気などゼロ!
わしは日本国民と思っているから同胞だ。
わしのこの感覚を一番恐れているのは「アイヌ協会」だろう。
だからわしの取材依頼を拒否したのだ。