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小林よしのり
2014.12.11 16:10

アベノミクスを誇るのが「疚しい」自民党議員


自民党議員はこの選挙戦でアベノミクスの成功を誇って

いるだろうか?

どうやら堂々とアベノミクスを口にすることを避けて

いるらしい。

そりゃあ、選挙運動は圧倒的多数の一般庶民の前で行う

のだから、超富裕層向けのアベノミクスなんて言葉を

口にすることはできまい。

だれも実感してない、トリクルダウンは幻想なのだから、

錬金術みたいなデマを口にするのが、自民党議員たちは、

自分の良心に疚しいのだ。

このアベノミクスを口にするのは「疚しい」という感覚は

「道徳心」の芽生えである。

安倍独裁の配下にある自民党議員でさえ、有権者の前で、

自分で確信が持てないアベノミクスを口にするのは

「疚しい」。

小泉進次郎議員もその一人のようで、かなり「道徳的」な

政治家らしい。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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