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小林よしのり
2014.11.19 04:10震災・原発問題

プロレス的教養では「受け」の出来ない首相


今晩8時からのニコニコ生放送「よしりんに聞いてみよっ!」は

ゲストにプチ鹿島さんを迎える。

以前、渋谷でトークライブをしたが、そのときはわしがゲスト

だったので、わしがたくさんしゃべり過ぎた。

今回はプチ鹿島氏に、存分に語ってもらいたい。

著書『教養としてのプロレス』について、特にプロレスファンでは

ないはずの泉美木蘭さんの感想も聞いてみたい。

 

しかし昨夜ニュース番組に出ていた安倍首相は、「シャカリキ」な

感じだけで、国民に「信念」も「情熱」も全然伝わらなかった。

司会者もコメンテーターも口を挟めないほど、一方的に威圧気味に

喋り倒すだけで、プロレスで言えば、「受け」が出来ない人だ。

相手が古館伊知郎なら、しどろもどろになるから、昨日は「報道

ステーション」には出なかった。

 

プロレスは「受け」が出来なければ一人前にはなれない。

安倍晋三は「攻め」だけしか出来ない。

プロレスの見かたを適用すれば、人間の器も見えてくるのである。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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