ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2014.10.8 04:05日々の出来事

怒りがモチベーション


どうせ真相は知りたくないのが今の日本人、特に自称保守派

&極右ネトウヨ、それから商売ナショナリズムの雑誌だから、

しばらく放っておく。

渋谷でプチ鹿島氏とのトークで話した通り、今の日本は終戦後の

ブラジルの「勝ち組」と一緒だ。

日本は負けたという情報は知りたくないのだから仕方がない。

 

今、全編描き下ろしで制作している『ゴー宣Special』が出たら、

無視することもできまい。

昨日描きあげた章を渡したら、仕事場からすごい量の原稿が

やってきた。

チーフ広井がわしに嫌がらせしてるんじゃないかというほどの

量だ。

こりゃ、しばらくはペン入ればっかりの日々が続くな。

 

背中は痛いし、目が疲れて涙が出るし、忍耐力がいるが、

ノーベル賞の中村修二氏が「怒りがすべてのモチベーション

だった」と言ってるのが納得できる。

今のわしも「怒り」だ。

ノーベル賞学者からは、正月以外は日曜祭日もなく研究する

くらいの気迫がなければ、偉業は達成できないんだなと学ぶね。

映画やディナーに行きたくなるわしはまだまだだ。

反省しよう。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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