イスラム国への空爆がシリアに拡大した。
産経新聞が経緯を報じているが、そもそもなんでこんな
事態になったのかと言えば、
フセイン政権を潰したからである。
それを全力で支持したのは読売・産経新聞である。
そのときアメリカのイラク侵略と日本の親米ポチ勢力を
批判したのは、小林よしのり様である。
読売・産経新聞の世論操作は日本のみならず、世界も
混乱させる危険を秘めている。
最低の新聞である。
空爆だけしたって何の意味もない。
アメリカは地上軍を出したくない。
明白にイラク戦争のときに逆戻りするからだ。
地上軍はシリア国内にアサド政権以外の「穏健派」の
対抗勢力を作ってから任せるなどと悠長なことを
考えている。
そんな「穏健派」の軍など、死を一切恐れない
イスラム国の前にはひとたまりもない。
アメリカは永遠に中東に釘付けになって、国力を衰退
させればいいのだ。
そして集団的自衛権の行使容認を決めた日本の出番が
いずれやってくる。
従米国家・日本の、後戻りできない地獄がそこから始まる。