ゴー宣DOJO

BLOGブログ
笹幸恵
2014.9.22 07:47

「幼児化」と「子供っぽい」の差

ソロモン諸島から帰ってきました!

安穏と惰性の「ぬるま湯」から抜け出すつもりで

旅立ちましたが、いきなり熱中症でダウンです。

ソロモンは暑い・・・。

 

ココナッツジュースと魚のフライで復活!

途中、海上自衛隊の練習艦隊に合流のため、

シドニーに向かいました。

しとしとと小雨が降り、ブルブルと震える羽目に。

いきなりダウンジャケットが必要になりました。

シドニーは寒い・・・。


シドニーの港にて

日本に帰ってみたら、やわらかな日差しと

さわやかな風。あまりに過ごしやすくて

ちょっとビビッています。

 

 

さて、次回のテーマは「幼児化する大人たち」。

テーマが決まった当初、私は

「いる、いる、幼児化したオトナって!」と

思っていました。

けれどしばらく考えていくうち、

「幼児化ってなんだろう」と思うようになりました。

 

たとえば「幼児化」と「子供っぽい」という

表現は意味が異なるように感じます。

 

そう思ったのは、ソロモン諸島である話を

聞いたときのこと。

ソロモンでは、大人の男たちが集まって飲むとき、

大量のビールを最初に注文するそうです。

日本では、キーンと冷えたビールが飲みたいから、

皆、一杯ずつ注文しますよね。

年中暑いソロモンなら、なおさらでしょう。

でもソロモン人はそうはしません。

大量のビールを、どーんとテーブルの上に並べて、

それから飲み始めるのです。

冷えているかどうかは、二の次。

 

なぜそんなことをするかというと、「自慢」なのです。

オレたちはこんなに羽振り良くやっているぜ!

と周りに示しているというわけです。

 

私はそれを聞いて、なんと子供じみたことを

するのかと思いました。

でも、ちょっと微笑ましいですよね。

愛すべき子供っぽさと言ったらいいでしょうか。

 

しかもこういう「愛すべき子供っぽさ」は、誰でも

持っていると思います。

そもそも、大人になったって

後先考えず何かに熱中することもあるし、

それがその人の魅力だったりもします。

 

でも、それなら「幼児化」って一体何なのでしょう。

少なくとも、号泣する議員なんて

「幼児化した大人」の典型でしょう。

そこに嫌悪感を覚えることはあっても、

微笑ましさを感じることはありません。

 

その差は一体どこにある!?

これは、幼児化と同時に、成熟とは何かを

考えることでもあると思います。

 

ちなみに不惑の年を迎えようというのに

パンダグッズを集める自分は、

単に子供っぽいのか、幼児化なのか・・・。

考えるだけで恐ろしい。
というか、いたたまれない・・・。


『幼児化する大人たち』

平成26年10月12日(日)午後1時 から
『人事労務会館』 にて開催します。

「人事労務会館」
(住所:東京都品川区大崎2-4-3 )は、
JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン・りんかい線
『大崎駅』北改札口 を出て左へ、
「西口」 側の左階段を降りて、徒歩3分です。

毎回、会場の場所が分からず迷われる方が、多くいらっしゃいます。

人事労務会館のHPにて、場所をよくご確認の上、ご来場下さい絵文字:重要
(HP掲載の、駅から会場までの地図を印刷し、持参されることをオススメします )

詳しくは、 “ こちら ” でどうぞ。

10月12日の「ゴー宣道場」のテーマは
『幼児化する大人たち』


宇野常寛氏、古市憲寿氏をゲストに迎えて議論する。



最近の大人は幼児化しているのではないか?

赤ちゃんみたいに泣きじゃくる号泣議員なんてわしは

生まれて初めて見たし、女子中学生とLINEやって、

仲間外れにされてキレて恫喝する議員というのも

幼稚すぎるのではないか?


どーもおかしい。


最近は幼児化した大人ばかりのような気がする。

AKBに嵌ってる小林よしのりや宇野常寛も
幼児化してるのか?

そこで「ゴー宣道場」では、若手論客の

宇野常寛氏、古市憲寿氏を迎えて、意見を聞いて

みようと思う。

さらに「ゴー宣道場webサイト」では、

「最近こんな幼児化した大人を見た!」という
目撃談を
大募集する。


政治家・言論人・有名人、そして身の周りにいる

幼児化した大人たちの目撃談を
下の画像のリンク先アンケートページ」から

報告してほしい絵文字:鉛筆

 「幼児化する大人たち」目撃談募集中!

当日、道場の入場料は、お一人様1000円です。


参加ご希望の方は、このweb上の申し込みフォームから申し込み可能です
絵文字:重要絵文字:パソコン

上 ↑ のメニュー「道場参加申し込み」もしくは下 ↓ の申し込みフォームバナー(画像)
クリックして、申し込みページにお進み下さい絵文字:よろしくお願いします
入力必須項目にご記入の上、お申し込み下さい絵文字:重要絵文字:メール

お申し込み後、記入されたメールアドレス宛に「申し込み確認メール」が届きますので、
ご記入内容に間違いがないか、よくご確認下さい。

※「申し込み確認メール」が届かない方は、以下のような原因が考えられます。

・迷惑メール対策サービスを利用していて、「ゴー宣道場」からのメールが迷惑メールと判定されている
・着信拒否サービスを利用していて、「ゴー宣道場」からのメールが着信拒否の対象となっている
・ドメイン指定受信を利用していて、「gosen-dojo.com」のドメインが指定されていない
・セキュリティソフトやメールソフトで迷惑メール対策をしていて、 「ゴー宣道場」からのメールが迷惑メールと判定されている

reply@gosen-dojo.com」からのメールを受信できるよう再設定をお願い致します。

「申し込み確認メール」が届かない場合、当選メールも届かない可能性がありますので、
ご注意ください絵文字:重要


申し込み〆切後、当選された方にのみ「当選メール」を送らせて頂きます。

当選された方は、道場当日、
その「当選メール」をプリントアウトの上、会場までご持参下さい。

 道場参加申し込みフォーム

応募〆切 は 平成26年10/1(水) です。

当選通知の送付は、応募〆切後になりますので、しばらくお待ち下さい絵文字:よろしくお願いします

皆様からの多数のご応募、お待ちしております絵文字:重要絵文字:晴れ

笹幸恵

昭和49年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社の編集記者を経て、平成13年にフリーとなる。国内外の戦争遺跡巡りや、戦場となった地への慰霊巡拝などを続け、大東亜戦争をテーマにした記事や書籍を発表。現在は、戦友会である「全国ソロモン会」常任理事を務める。戦争経験者の講演会を中心とする近現代史研究会(PandA会)主宰。大妻女子大学非常勤講師。國學院大學大学院文学研究科博士前期課程修了(歴史学修士)。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』(文藝春秋)、『「白紙召集」で散る-軍属たちのガダルカナル戦記』(新潮社)、『「日本男児」という生き方』(草思社)、『沖縄戦 二十四歳の大隊長』(学研パブリッシング)など。

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