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小林よしのり
2014.9.13 00:50

安倍晋三は「河野談話」を守る!


4チャンネルの「ウェークアップ!ぷらす」という番組

(読売新聞系)で朝日新聞批判をやっていた。

慰安婦問題で、全員が「従軍慰安婦」という単語を平然と

連呼しながら、朝日批判してるのがそもそもアホかと思う。

 

「従軍」は軍属だから、軍から給与が支給される。

「従軍看護婦」はあったが、「従軍慰安婦」なんてあるかよ!

 

本当に知ってる者なら「慰安婦」とか、「戦場慰安婦」くらい

までしか言わないし、「従軍慰安婦」というニュース的通名

として使わざるを得ないのなら、せいぜい

いわゆる従軍慰安婦」と言うしかなかろう。

 

左翼の側だって「従軍慰安婦」という言葉は嫌いなのだ。

「従軍」が主体性を表すので、「性奴隷」となじまないからな。

だったら、歴史的用語が混乱しないように「従軍」は省いた

方がいい。

 

しかし、日本の親米保守派の味方であるケビン・メアが、

海外では「強制連行」だけを問題にしているのではない、

「広義」「狭義」は意味がないと、あれほど説明してるのに、

番組の出席者は誰ひとり分からない。

もう国内問題ではなくなってるのに、外国人の認識を無視して、

朝日新聞を廃刊させれば、慰安婦問題が解決すると思っている。

 

読売・産経新聞、自称保守派&ネトウヨらは馬鹿の見本市だ。

そもそも安倍政権で「河野談話」を見直したり破棄したりする

ことは絶対にない!

さすがにネオナチと親和性が高い安倍政権でも、「河野談話」は

守り続ける。

 

読売・産経・自称保守&ネトウヨは、「河野談話」を抱きしめて、

守ろうとしている安倍晋三をなぜ批判しないのか?

さあ、馬鹿の群れたち!

安倍晋三を突き上げろ!

朝日新聞が「吉田清治」を詐話師と認めたのだから、「河野談話」

を破棄せよ!と、安倍晋三を叩きまくれ!

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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