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小林よしのり
2014.7.21 04:00新刊情報

明白な血と死の臭いを嗅げ!


靖国神社は安倍首相の参拝によって、注目が高まり、

参拝客が増えるから喜ぶ。

だがわしはそこにバーチャルな嘘を嗅ぎとる。

靖国神社の持つ生々しい血肉と死の臭いが忘れ去られている。

だから自称保守やネトウヨや在特会がお祭り騒ぎでやって来る。

 

そういうバーチャルな靖国愛好家は、

『保守も知らない靖国神社』ベスト新書)を

読めないだろう。

読まないで見当違いの罵詈雑言だけ浴びせるだろう。

 

その戦争へのバーチャル感は、美少女アニメキャラへの愛を、

現実の少女で充たそうとして監禁するオタクの感覚と

繋がっているように見える。

 

そして在日差別の腐臭漂うタカ派の保守雑誌が、美少女アニメ

の萌えキャラを表紙に使っていることにも、
あるいは自衛隊の広報誌
までが、美少女キャラを使うことにも、
血肉と死の臭いを消す
バーチャル感を、わしは嗅ぎとる。

 

保守も知らない靖国神社の明白な死の臭いを嗅ぐ
覚悟が
おまえたちにあるか?

 『保守も知らない靖国神社』

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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