「集団的自衛権を認めると、自衛官の応募が減って、徴兵制に
結びつく」という言説を100%ないとは言い切れない。
今でこそ自衛官の「合コン」は大賑わいだが、それは女性が
「安定」を求めているからであって、公務員として自衛官は
モテモテの状況にある。
それは憲法9条の恩恵を自衛官が受けているということになる。
イスラエルとパレスチナ、イラクとシリアの状況を見ると、
将来必ず自衛隊が出て行くときがくるだろう。
その確率は80%以上ある。
「後方支援」は安全かというと、そうはいえない。
現在の戦争に前方も後方もなく、「後方支援のみ」という限定も
卑怯の誹りを受けることになるかもしれない。
家族を支える父が戦地に行くとなれば、もう「安全・安定の
自衛隊」ではないのだから、今後は自衛官はモテなくなる。
自衛官募集では、AKBのぱるるを使ったり、募集ポスターに
萌えキャラを使ったりしているのも気色が悪い。
嘘くさい広告で集めなければならないほど、募集は大変なのか?
有能な人材だけ集めればいいのなら、嘘くさい、甘々な
ポスターをつくる必要はない。
「国を守る覚悟のある人材を求む」と言えばいいではないか。
甘く媚びてるのは、騙して馬鹿も入れたいからだろう。
もし自衛官の応募が減って、徴兵制を採用せざるを得なくなる
のなら、わしは良いことだと思う。
国防を語るのに当事者意識がないことの方が、大問題だ。
徴兵制にしたら、まず警察がネット右翼の住所・氏名を調査し、
勇ましいことを言ってる人物から召集令状を出すことにする
べきだと思う。
当事者意識のない言論が、国の行く末を誤まらせてはいけない。
わしは徴兵制に賛成である。