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小林よしのり
2014.6.15 04:14

「醜悪な国」を目指す安倍政権


ドイツは、基本法(憲法)の解釈を変更して、米国の要請に

応えてアフガンで後方支援した。

平和貢献のつもりで参加した後方支援で、55人のドイツ兵が

死亡したという。

 

集団的自衛権に「限定的」などない。

時の総理の判断によって戦争に参加するか否かを決めると

いうのでは、立憲主義の意味がない。

 

ドイツ兵の犠牲も出したアフガンでは、今も混乱が続き、

大義なき侵略戦争で崩壊させられたイラクでは、

現在、過激派がバグダッドに向かって進軍し、

スンニ派が過激派に入り込み、これにシーア派が対抗して、

内乱状態に陥っている。

 

米国は、イラクを爆撃はするかもしれないが、地上軍は

出さないと言っている。

国をぶっ壊すのは簡単だが、立て直すのは難しい。

 

ぶっ壊すだけの米国について行きたがる安倍政権は、日本を

「醜悪な国」にしたいだけの史上最低の政権である。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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