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高森明勅
2014.5.27 08:15

高円宮家のお慶び

 5月27日、高円宮家のご次女、
典子女王殿下のご婚約が内定したとの発表。

お相手は、出雲大社の禰宜で祭務部長の千家国麿氏。

まことにお目出度い。

高円宮家と千家家とが年来、親しくされていることは、
予て存じ上げていた。

しかし、それがこのようなご慶事に繋がろうとは、
さすがに予想出来なかった。

千家家は代々、出雲国造、出雲大社宮司を世襲して来た名門中の名門。

遡ると、天照大神とスサノオの尊(みこと)の「ウケイ(誓約)」
の時に、皇室の祖先神の天忍穂耳尊(あめのおしほみみのみこと)
共に出現したと神話に伝える、天穂日命(あめのほひのみこと)
行きつく。

しかもご尊父の尊祐宮司は、人格高潔で、
神社界の卓越した指導者でいらっしゃる。

皇室と国民の素晴らしい結び付きが更に増えたことを、
心からお慶び申し上げる。

千家尊祐宮司には、既に20年以上に亘り、ご教導を賜って来た。

だから、個人的にも実に嬉しい。


早速、宮司様宛に祝電を打たせて貰った。
高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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