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小林よしのり
2014.4.10 00:20日々の出来事

小保方さんをあえて擁護


やっぱり朝から小保方さんばっかりだ。

識者やコメンテーターは全員、否定的だから、

わしはあえて擁護する見解を出してやろう。

 

STAP細胞は断じてないから、小保方さんの

研究者生命を奪え!」とは、わしは言えない。

君たちはそれが言えるか?

 

STAP細胞の存在を証明する写真を出して、

説明して欲しかったが、

あの場は理研の調査委の結論に対しての

「不服申し立て」の場だ。

小保方さんは論文が「悪意あるねつ造」と

されたことを否定しなければ、

研究者に戻れないという恐れがある。

研究者に戻れなければ、STAP細胞の存在を

証明できない。

存在そのものまで否定されてしまうという

恐れがある。

だから、まず論文が未熟だったことを謝罪し、

「悪意」はないから続けさせてくれと

言いたかったのだろう。

 

科学者ならば、この時点で「STAP細胞はない」

と断言できないはずだ。

ならば小保方さんの研究者生命を、

今奪うのは間違っている。

理化学研究所は、小保方さんに協力する形で、

STAP細胞の有無を証明すべきである。

その結果、間違いだったとわかったら、

小保方さんをクビにすればいい。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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