河野談話の「検証」はするが、「見直し」も「撤廃」も
しないという安倍政権の姿勢に対し、ネット右翼は
ギャアギャア喚いている。
自称保守の連中は、まだ河野談話の「撤廃」を
主張し続けるつもりかな?
怒りはどこにぶつける?
韓国か?アメリカか?朝日新聞か?在日か?
安倍首相か?
まともな大人なら、第二次安倍政権誕生の時点で、
この結末はとっくに予想できたはずだがな。
アホだらけであきれ果てるわ。
4月13日(日曜)の「ゴー宣道場」は、
排外主義・極右ナショナリズムの原因・心因を深く抉って、
今後の対策を議論する。
題して・・・
「憎韓・嫌中ブームの反知性主義を斬る!」
である。
ゲストに萱野稔人氏(哲学者)、朴順梨氏(フリーライター)
を迎える。
萱野稔人氏は、政治哲学の学者であり、津田塾大学の
学芸学部・国際関係学科教授である。
初めて会ったのは宮台真司のネット番組に出たとき、
二度目が宇野常寛のネット番組でだった。
著書に『国家とはなにか』(以文社)
『新・現代思想抗議―ナショナリズムは悪なのか』
(NHK出版新書)がある。
リベラル系かなと思ったが、ナショナリズムを否定する
左翼ではないので、興味を持った。
朴順梨氏は、在日3世だが、日本人と結婚して
帰化したから現在は日本人。
最近出た著書は『奥さまは愛国』(河出書房)、
わしをロリコン認定している北原みのりとの共著である。
『韓国のホンネ』(竹書房新書・安田浩一との共著)もある。
『奥さまは愛国』を読んだがすごく面白かった。
共感する箇所が多くて、爆笑する箇所もあり、
違和感も大いにある。
ネトウヨ主婦の実態がわかって勉強になる本だ。
第一部はネットで生中継するから、ネット右翼がガンガン
襲来してくるだろう。
その連中はヘイトスピーチを大量に書き込むから、
米国や欧州で見ている人は、その実態を観察してほしい。
それが今の日本の実態であり、そのネット右翼が
安倍首相の「コアな支持層」である。
もちろん、ライブで参加するのが一番だ。
参加応募を待っているぞ!