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小林よしのり
2014.2.16 23:56震災・原発問題

週刊新潮のデマを暴く

週刊新潮のデマをもう一つ暴いておく。
「現在、国内すべての原発が停止中のために、
火力発電の燃料の輸入コストが嵩み、
震災前より増加分が3・3兆円、その影響で
貿易収支は過去最大の11兆4745億円の赤字」
と書いてあるが、そりゃ変でしょ!

燃料輸入も含め、貿易赤字になってるのは
「円安誘導」したからでしょ!
日本はもう円安にすれば輸出が増えて儲けるという
図式が通用しなくなったからでしょ!
日本はもう多国籍企業から小売店まで、海外移転して、
海外で雇用して、海外で売ってるから、国内産業が
空洞化してるのが原因でしょ!

むしろ原発の稼働がゼロになって、燃料の輸入量が
減っていることが重要でしょ!わかる?

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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