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小林よしのり
2014.2.4 00:43

日中首脳会談は行われるのか?

青山繫春は異様なほど安倍政権を応援する人間だが、
昨年末の靖国参拝について、こんな発言をしていた。
今年の秋に開かれるAPECでの日中首脳会談への
影響を避けるために、安倍首相は越年する前に参拝
したのだと。

何の根拠があるのか知らないが、これは極めて重要な
発言だ。だが青山は断言した。
間違っていたら責任を取らねばならない。

今年の秋に習金平と安倍首相が会談することが
決まっているのなら、現在の日中の緊張をさほど
心配しなくていいことになる。

さらに問題がある。
日中でそんな合意があって、去年中に安倍首相が
靖国参拝をしたのなら、今年は参拝しないという
合意があるということになる。
安倍首相の靖国参拝は中国の許可の下でやった
ことになる。

これは大問題だろう。

ところが昨日の「TVタックル」では、日中間が開戦前夜
という話をしてるのに、青山繫春は首脳会談のことを
一言も言わなかった。
わしはこの件を確認するためだけにあの番組を見たのに、
一言も言わない。
どういうわけだ?

そもそも中国の春節は今年は1月31日であり、
日本の暦の感覚とは違う。
青山繫春の情報や断言は信憑性があるのか?

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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