最近、心が揺さぶられることが多いです。
先日の道場は言うにおよばず。
あのときの興奮は、今思い出しても
鼻息荒くなります。
丁々発止の議論。
追いつこうとするだけで精一杯、
まるでジェットコースターのように
思考がグルグル回転していきます。
けれど実際には、
「アッ」「おや?」「んん?」「そうそう!」
という、ほとんど感嘆詞に終始する有様。
そのくせ、話がスピーディに展開していく様子を
間近で見ている幸せは、十分に堪能している。
ちょっと不思議な感覚でした。
慰霊と顕彰の違い、
遺骨に対する信仰、
私と公、個と集、
ハッとすることが多々ありました。
私自身、初めて異国の地で見た
野ざらしの遺骨の存在は、
今もなお一つの体験として
強烈に焼き付いています。
けれど、そこから発した自分の思考回路に、
新たな光を当ててもらったように思います。
すると影の形も違って見える。
これはじつに面白い現象です。
私はこれからも南方に出掛けるでしょう。
ほとんど趣味ですから。
でも道場での議論をまるっと呑み込み、
それを咀嚼してみる楽しみが増えたことが、
私にとっては嬉しいことでした。
嗚呼、ほんッと、楽しかった。。。(しみじみ)
さて、もう一つの心揺さぶられポイントは、
劇団四季のミュージカル『ウィキッド』です。
先日、観に行く機会がありました。
“誰も知らない、もう一つのオズの物語”という
副題に、私は「子供だましかメルヘンか」と
さしたる期待もせずにいたのですが、
いや、なんと、名作です。
良い魔女と悪い魔女。
二人の女性がそう呼ばれるようになるまでの物語。
女の友情。
人間の持つ優しさと醜さ。
善と悪。
真実とは何か。
幸せとは何か。
第一幕の終わりの歌は、
これを聴くためだけにまた来たい、と思わせました。
最近、ミュージカルでこんなに
感銘を受けたことってなかったかも。
心が揺さぶられる。
心が震える。
それって我が身の浅薄さを
思い知ることだけど、
同時に、こんな幸せなことは
ないよなあと感じる今日この頃。
ところで、近いうちに
自分のブログを立ち上げることにしました。
まだ友人からやり方を習っているところですが、
タイトルは「ぱんつぶ。」です。
パンツ・ブーではありません。
ぱんだのつぶやき、「ぱん・つぶ」です。