今日(12.13)の産経新聞
「(自称)正論」欄に、
評論家の木本教子とかいうのが
『「原発即ゼロ」なんて幻影です』
というのを書いているけど、
これがひどいのなんの。
例によって、その根拠は
「原発停止による化石燃料輸入増加で
貿易赤字が増える」
ということだけ。
それで「わが家に遊びに来る中学生」たちが
「えーっ、もったいねぇーなー」
「それ、すげえ貿易赤字じゃん」
「そのくらいカネあるなら、
校舎建て替えてくれないかなー」
校舎建て替えてくれないかなー」
と言ってるとか、
「主婦仲間」が電気料金値上げや
消費税増税を受け、
「このことは原発が停止していることと
無関係ではないわね」
と悩ましげに話している
とかいうことを挙げて、
とかいうことを挙げて、
それでも、「原発ゼロで平気で生活している」と、
あっさり言ってのけられるのだろうか。
なんて書いてます。
無責任な中学生や
井戸端会議の放言を
井戸端会議の放言を
新聞のオピニオン欄に
書いてるんじゃないよ!
書いてるんじゃないよ!
校舎の老朽化や消費増税と
原発停止のどこに関連があるんだ!?
そもそも木本は
「年間3・6兆円ほどの
国富が国外に流出している」
と書いてますが、
ほんの2年前は
「年間4兆円」と言ってたのを
忘れたのでしょうか?
2年前と比べ、ずっと円安に
誘導されているにもかかわらず、
2年で10%も輸入額が減ってます!
化石燃料費は
どんどん安くなっているのです。
それに比べ、これから必要となる
原発廃炉費用は、いくらになるか
見当もつきません。
木本は「核のゴミ捨て場」について、
「いずれ処分場が決まった暁には
小泉さんは原発賛成に転じるのだろうか」
と平然と書いているが、
日本のどこかに10万年動かない地層が
見つかる可能性があると
本気で思っているのだろうか!?
ここまで何も知らない、
無責任なオバサンのたわごとが、
原発推進論のレベルなのです。