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高森明勅
2013.11.30 11:19

『宝島』1月号で改めて山折哲雄氏を批判

『宝島』1月号の特集「2013年タブー総決算」で、
皇室を巡るテーマとして宗教学者、
山折哲雄氏の「皇太子退位論」
を取り上げている。

スタンスは明確に「山折批判」の立場。

じつは地の文も含めて、その大部分は私への取材によるもの。

私の舌足らずなコメントも引用している。

短い記事でも、こうした雑誌に皇室への暴論をきちんと
糺す記事が載るのは、
いいことだ。

そう言えば、取材で会った記者が、雑談でこんなことを言っていた。

「今、雑誌は韓国をボロクソに叩くとよく売れる。
だからそれは、
編集者にとってすごい誘惑なんです。
でも『宝島』では、
無意味に排外的ナショナリズムを煽って
商売をするようなことは、
したくない。
それがポリシーなんです」と。

立派ではないか。

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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