ジャーナリストの友納尚子氏という方がいる。
皇太子妃雅子殿下に対するメディアによる
事実無根のバッシング報道の誤りを、
綿密な取材で次々に覆してこられた。
皇室に関して信頼出来る情報を提供してくれる、数少ない書き手だ。
ところが、常軌を逸した雅子妃殿下へのバッシングを続ける
『週刊新潮』が、“坊主憎けりゃ袈裟まで憎い”とばかりに、
友納氏へのバッシングまで行っている。
30年も前にやった仕事に、余り上品とは言えないものがあったというのだ。
例によって、「宮内庁関係者」の協力による記事だ。
この記事から、さしあたり4つの事実が浮かび上がる。
その1。
宮内庁内部のアンチ皇太子派は、
雅子妃殿下の擁護に繋がる記事を書くライターまで敵視するほど、
妃殿下への熾烈な敵対心を抱いている。
その2。
しかし友納氏のレポートに対し、事実で反駁する材料を持っていない。
その3。
それでも友納氏の着実な事実解明の仕事が目障りでしようがなく、
30年も前の仕事を引っ張り出していちゃもんをつけるという、
みっともないマネまでして攻撃しなければならないほど、
心理的に追い詰められている。
その4。
そんなアンチ皇太子派にとって、
これほど“筋の悪い”ネタでも記事にしてくれる
『週刊新潮』こそ、最も頼りになる提携相手である。
以上だ。
事実を取材して国民に届けるジャーナリストが、
自分たちに都合が悪ければ、
どんなことをしてでもその影響力を削ごうとする。
いかにも、タチの悪い官僚のやりそうなことだ。
だが、そのお先棒を担ぐ『週刊新潮』には、
メディアとしての誇りがないのか。
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