よしりん先生の
登場ですっ
HKT48武道館公演は、
「カワイイ」の超特急だった。
開演直後、ステージに
白いウサギが駆け上がってきて
整列したかのような錯覚を覚える。
『君のことが好きやけん』 から
数曲を歌って一息ついた時、
早くも目頭が熱くなって困った。
故郷・博多の子たちが、
ついに武道館のステージに
上っている。
子供がいないわしにとっては、
我が子の晴れ姿のように感じて、
いきなり感激してしまった。
こんなことがあるんだ。
完全に年をとったな。
わしの大好きな
『渚のcherry』 のセンターを
指原莉乃 がやってるのを見て、
イラッとしたが、
まあここまでHKTを
統率してきたんだからと
好意的に見てやった。
『となりのバナナ』 を
田島芽瑠 と 朝長美桜 に
やらせるのは、
「よかとやろか、これ?」
「し・・知らんけんね」
という感じ。
二人とも笑顔が最高に可愛い
はるっぴ(兒玉遥) は、
大きな舞台になると、
場を制圧する
王道アイドルの輝きを
持っている。
宮脇咲良 は
身長が伸びたらしいが、
やっぱりキュートな表情と
しぐさが出来る
ファーストラビットだ。
村重杏奈 も 中西ちょり も、
自己紹介程度の
ギャグで終わったが、
可愛さの方が目立っていた。
なぜ 谷 に
やらせないのかわからん。
谷真理佳 ならもっと
ハチャメチャになったのに。
可笑しさで凄かったのは
田中菜津美 、中1のボスだ。
指原相手に堂々たるボスぶり。
指原の貧乳をばらしたり、
芽瑠がシーソーが好きで
子供すぎるとばらしたり、
ボスとさっしーの絡みは
最高に面白い。
らぶたん(多田愛佳) が、
やっぱりわしのツボで、
カワイイ
えくぼが愛らしい。
まだ18歳なのに、
「姐さん」 と呼ばれることに
不満を漏らしつつも、
「ロリコンは卒業したので」
なんて言ってしまう
クールさも発揮する。
「移籍して良かった」 と
言ってくれたときは、
思わず目頭が・・・
キャプテンの
穴井千尋 ちゃんが
泣きながらコメントしたときも、
もらい泣きした。
最後に客席にいるわしを見つけて、
らぶたん が柵から身を乗り出しながら、
「よしりん」と手を振っていた。
18歳といえども、
やっぱり子供に見える。
HKTの子たちに
同化しちゃってるんじゃないかな?
徹底的に妖精の可愛さで
押し切った果てに、
感動で涙があふれる
単独公演だった。
本物の純粋さがHKT48にはある。
白黒つけると言うなら、
これ以上の純白はない