よしりん先生の
登場です!!
・・・・・
今朝はまた
嫌なニュースを見てしまった。
政府が「人権救済法案」を
今日、閣議決定するという。
「人権委員会」は
法務省の外局として設置され、
政府から独立した権限を持ち、
「人権侵害」が認められれば、
勧告や告発などの措置を講じる。
調停や仲裁の手続きに
入ることもできるらしい。
「人権侵害」は
「特定の者に対し、不当な差別、
虐待その他の人権を違法に
侵害する行為」
としているが、
その判断基準は極めてあいまいで、
恣意的な運用にならざるを得ない。
部落解放同盟が
「人権委員会」に
入り込むつもりなのだろう。
最近、話題になった
「週刊朝日」の「ハシシタ」表記などは、
一発でやられるだろう。
わしもあの記事は
差別だとして批判したが、
だからといって「人権委員会」が
告発していいものではない。
社会の良識で批判して
反省させることのできる表現を、
「人権委員会」が勧告・告発
するようになるのは、
憲法21条の「表現の自由」を
侵害する危険な事態である。
部落解放同盟などの
人権団体が強く設置を
求めているという。
16年前、わしが
「慰安婦問題」を描いたときに、
この「人権委員会」が
存在していたら、
間違いなく勧告・告発されたはずだ。
福岡の43市民団体から抗議を受け、
『ゴーマニズム宣言』の
単行本化中止を要求され、
それが朝日新聞を始めとする
全国紙に載る騒ぎになっていたのだから。
「人権委員会」があったら、
わしが一歩も引かずに
議論を続ける覚悟があっても、
掲載雑誌の方がビビって
連載を切ってしまうだろう。
野田首相には失望した。
TPP参加表明をして、
年内解散に踏み切るつもりらしい。
いくら政治家を応援しても、無駄だ。
必ず裏切られる。必ず失望する。
12月9日の「ゴー宣道場」は
『なぜ政治家に失望するのか?』
である。
もともと自民党の中にも、
「人権委員会」設置に
前向きな勢力はあった。
今はTPP参加に
慎重な議員が多くなっているが、
民主党と対立するためでもあり、
政権を取れば親米ポチの自民党が
TPP参加を反古にできるかどうか、
極めて怪しい。
なにしろ自民党はアメリカに弱い。
日米同盟のためと言えば、
ホイホイ賛成する。
産経新聞や櫻井よしこや
田久保忠衛などの親米ポチ保守と
べったりなのだから、
自民党は本音では民主党が
TPP参加に踏み切ってくれて
ありがたいくらいだろう。
消費税増税も民主党がやってくれた。
TPP参加も民主党がやってくれた。
原発も30年代ゼロを
閣議決定しないでいてくれた。
尖閣諸島は国有化してくれた。
嫌なことはすべて民主党がやってくれた。
さあ、いよいよ政権取りだというところか。
『なぜ政治家に失望するのか?』、
12月9日の「ゴー宣道場」でじっくり話し合おう。
応募は受け付けているぞ!
第32回ゴー宣道場
「なぜ政治家に失望するのか?」
平成24年12月9日(日)午後1時 から
『人事労務会館』 にて開催します。
入場料は、お一人1000円です。
参加ご希望の方は、
往復はがき に、『第31回参加希望』 と明記、
さらに、
1. 氏名(同伴者がいる場合はその方の氏名と続柄・関係など)
2. 住所
3. 電話番号
4. 年齢
5. 職業(学生の方は学校名)
6. 募集を知った媒体
7. 応募の理由と道場への期待
返信はがきの宛名には、ご自分の氏名・住所をご記入の上、
〒152-8799
東京都目黒区目黒本町1-15-16 目黒郵便局・局留め
『ゴー宣道場』代表・小林よしのり、担当・岸端
まで、お送り下さい。
また、HP上の申し込みフォームからも
申し込みができます
上 ↑ のHPメニュー「道場参加申し込み」を
クリックして、申し込みページにお進み下さい
入力必須項目にご記入の上、お申し込み下さい
お申し込み後、記入されたメールアドレス宛に「申し込み確認メール」が届きますので、
ご記入内容に間違いがないか、よくご確認下さい。
申し込み〆切後、当選された方にのみ「当選メール」を送らせて頂きます。
当選された方は、道場当日、その「当選メール」をプリントアウトの上、会場までご持参下さい。