よしりん先生の
登場です!
・・・・・
『小林よしのりライジング』
を週刊でやりはじめて、
インターネットに対する
認識が変わり始めた。
毎週火曜日に
『ゴーマニズム宣言』やAKB48や
身近な情報・エッセイ・人生相談
などを読者に提供できる。
「毎週」というのが、
事件が新鮮なうちに、
その切り口や洞察を提供できて、
マスコミや論壇ムラの作る
「世論」の「防波堤」を
先回りして構築できて便利だ。
毎週どころか、
「号外」を出せば、
その日か、次の日にでも、
ネットで出回る
嘘やペテンを
牽制することができる。
http://ch.nicovideo.jp/blog/yoshirin
安倍晋三の難病を問題にするのは、
難病患者の人権問題だとか、
差別だとかいう
「エセヒューマニズム」が
ネットで飛び交ったが、
わしはそのような
ペテンには引っかからない。
『小林よしのりライジング』の
コメント欄には、
実際の「潰瘍性大腸炎」の患者から、
なんと「胃癌」の患者までが、
自分の体験談も交えて、
「私」を抑制した「公」の意見を
書きこんでくれた。
それはもう感動的で、
「私」の苦痛に負けずに
「公論」をつくる気迫に、
尊敬の念を抱かずにはおれない。
そのような「現場」の
読者の意見が、
『ライジング』を配信した直後から、
たちまちのうちに届くこと、
Call&responseが成り立つこと、
そのwebマガジンの機能の凄さに、
わしはつくづく感心した。
今どき、週刊誌を発行するのは、
莫大な費用がかかって、
リスクの高い大事業である。
月刊誌では情報化社会に
追いつかない側面がある。
webマガジンなら、
締め切りは配信の
当日でもいいのだから、
ストレスがない。
「小林よしのりチャンネル」では、
このwebマガジン
『小林よしのりライジング』
の配信以外にも、
「緊急生放送」だって行える。
動画アップだってできる。
すべて「個人」の責任で、
活用できるメディアなのだ。
会員数も順調に増えているが、
今考えているのは、
漫画をネットで描くか、雑誌で描くか、
描き下ろし単行本にするかということだ。
作画スタッフの仕事が減って
ヒマそうだから、
漫画の仕事も
増やさなければならない。
漫画は現在、
「SAPIO」の『大東亜論』が
月一しかないからなあ。
『ライジング』の面白さをとるか、
漫画の仕事をとるか・・・悩む。