今月のゴー宣道場拡大版、いよいよ締め切りが明日に迫った。
当日、何とか時間は取れそうでも、
参加しようかどうしようか、迷っている人がいたら、
迷いを断ち切って参加して欲しい。
特に、世上しばしば見られる「左翼」的反原発論に反発を
感じている人には、ぜひ来て貰いたい。
本来、脱原発には左翼も右翼も、保守もリベラルもないはずだ。
にもかかわらず、左翼、リベラルの立場を強化したり、
運動を拡大するために、原発批判を利用しようとする者たちがいる。
昔もいたし、福島第1原発事故以降さらに目立つようになった。
彼らは、原発の恐怖を語りつつ、
真にその恐怖と向き合おうとしない。
本音では原発も、その他もろもろのテーマと同様、
使い勝手のよい宣伝材料の一つでしかない。
その欺瞞を見破る者は、
反原発論を唾棄すべきものと感じて当然だ。
だが、だからと言って、原発維持が単純に正しい、
という結論にはならない。
アンチ左翼的な発想から脱原発に拒絶感を抱いている人は、
小林よしのり氏『脱原発論』
第4章「英霊にこたえ、死守すべきもの」を読んでみるといい。
あるいは、もっと素朴に、
保守系知識人とか文化人とされる人の多くが、
原発維持で足並みを揃えているように見えるから、
何となく自分もそれを支持すべきではないか、
と漠然と感じている人もいるだろう。
だが、事柄はあまりにも重大だ。
どうか、自分の頭で判断して欲しい。
多彩なゲストを招いた今回の道場は、
その判断材料を提供する、得難い場になるはずだ。
小林氏の『脱原発論』を虚心に読み、
道場の討議に耳を傾けて、
やっぱり原発は維持すべきだと判断したなら、それでよい。
だが、政治主義的な反原発論への脊髄的反発や、
長いものに巻かれろ式の思考停止で、
原発維持論に立て籠るのは、感心出来ない。
反原発をいかがわしいと感じている人や、
原発維持に魅力を感じている人こそ、
どうか会場に足を運んで頂きたいと思う。
もし、討議を聞いていて、
何か言いたいことが出てくれば、ごく気軽に発言すればいい。
異論の提起は大歓迎。
小林さんが叱りつけたり、
参加者の同調圧力で押し潰したりしないから。
勿論、心の中だけで突っ込みを入れるというやり方だってある。
とにかく、原発の行方という、
現下の最優先すべき国民的課題に、少しでも関心ある人は、
軽い気持ちで参加して欲しい。
必ず収穫はあるはずだ。
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