ゴー宣DOJO

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切通理作
2012.9.2 05:28

『倫理と成長の脱原発』への最後の最後の呼びかけ

拡大版ゴー宣道場『倫理と成長の脱原発』。
ネットでの申し込みはまだ大丈夫だと思うので、もう1プッシュを。

 

3・11以前、僕は原発に対していまほどの危機意識を持っていませんでした。むしろ、客観的なつもりになっていて現状を知ろうともしない側の人間だったでしょう。

 

その私がガツンと来たのは、小林よしのりさんの二つの発言です。

ひとつは、原発が軍事攻撃の対象になりやすく、国防面ではむしろ致命傷になるということ。

 

もうひとつは、段階的廃炉を考えたところで、地震は待ってくれないということ。

 

この二つは、ぼんやりとした自分の「中庸を取る」意識を吹き飛ばしました。

 

私にそんな認識をもたらしてくれた小林さん本人も、原発事故以前は、原子力政策のためには原発は必要だぐらいにしか思っていなかったといいます。

 

多くの日本人が、3・11以降、勉強しました。まさに「いっせーのせ!」で。すごく深く調べて『脱原発論』のような本を書いた小林さんのような人もいれば、私のようにその『脱原発論』を読んで改めてショックを受けている態の者もいます。

 

私は、もちろんそれ以前から原発についての正しい知識を学び、警鐘を鳴らしてきた人には敬意を表したいと思います。

 

と同時に、思考というものは、その都度、何かが起こったら、いますぐにでも始められるものだということを、ゴー宣道場ではいつも学んでいます。

 

今度の拡大版道場、「生半可な知識で行ったらしばかれる」とか思って、なんとなく敷居が高く感じている方。そんなことはありません!

 

あの3・11の日以降、考え始めた物ごとが、どんな形で実を結び、また壁にぶつかっているのか。何を守り、何を考え直さなければならないのか。

そんなことを、一緒に話し合ってみませんか?

……………………………………………………

「ゴー宣道場 拡大版」
『倫理と成長の脱原発』

9月16日(日)正午から
世田谷区等々力の
「玉川区民会館ホール」
開催します絵文字:重要

入場料は、お一人900円です。

拡大版「ゴー宣道場」は、
このHP上から応募可能です絵文字:重要絵文字:重要

応募〆切

平成24年9/3(月)


当選された方にのみ当選通知を送らせて頂きます絵文字:記念日
当選通知の送付は、応募〆切後になりますので、しばらくお待ち下さい絵文字:よろしくお願いします



皆様からの多数のご応募、お待ちしております絵文字:重要絵文字:晴れ

切通理作

昭和39年、東京都生まれ。和光大学卒業。文化批評、エッセイを主に手がける。
『宮崎駿の<世界>』(ちくま新書)で第24回サントリー学芸賞受賞。著書に『サンタ服を着た女の子ーときめきクリスマス論』(白水社)、『失恋論』(角川学芸出版)、『山田洋次の<世界>』(ちくま新著)、『ポップカルチャー 若者の世紀』(廣済堂出版)、『特撮黙示録』(太田出版)、『ある朝、セカイは死んでいた』(文藝春秋)、『地球はウルトラマンの星』(ソニー・マガジンズ)、『お前がセカイを殺したいなら』(フィルムアート社)、『怪獣使いと少年 ウルトラマンの作家たち』(宝島社)、『本多猪四郎 無冠の巨匠』『怪獣少年の〈復讐〉~70年代怪獣ブームの光と影』(洋泉社)など。

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