ゴー宣DOJO

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切通理作
2012.8.31 23:38

最後のよびかけ

拡大版ゴー宣道場の応募まであと少し。葉書に関しては、今日中に出せば間に合うかも・・・・・・・という段階になってきました。ネットでの申し込みは、まだ締め切りの3日まで間に合うと思います。

 

このブログを読んでいる人は多少なりとも興味を持っている方だとは思いますが、もしまだ迷っている人がいたなら、私としても最後の呼びかけをしたいと思います。

 

一年前、まだ3・11のことがまざまざと意識にあった頃、小林さんの東北取材に同行して手伝ったジャーナリストの田上順雄氏は、こう言いました。

 

「原発の問題は、これはもう左右のイデオロギーで語れる問題じゃない。日本の国土をどう守っていくか、国民みんなで考えていく方向にならねば」

 

私も、本当にその通りだと思いました。

 

しかしあれから一年、世の中はそうなっているでしょうか・・・・・・。

 

小林さんはもちろん、西尾幹二さんのように保守側で脱原発を唱えている人もいますが、多くは「保守ならば原発推進」という原発ムラならぬ保守ムラの論理にからめとられ、放射能は無害という説にすがっています。

 

一方、脱原発デモはたしかに盛り上がりました。しかし私の知る、官邸前デモに通っているあるノンフィクション・ライターは、そこに多くの人が「集まった」ということで自己完結してしまい、それ以上思考が発展しなくてもいいという姿勢になってしまっているように見えました。「思考のゼロメートル地帯」などとデモの現場を神格化し、デモに行くことが目的になってしまっています。

そんな人はごく一部だと思いたいですが、これでは、まるで原発にすがっている自称「保守」の裏返しではないでしょうか。

 

拡大版ゴー宣道場で小林さんが立場を超えて広く参加を呼び掛けているのは、ふたたびタコツボ化する日本社会の中で、脱原発を「倫理と成長」のきっかけにしていけるのかどうかという賭けだと思います。

 

「このままじゃいけない」とモヤモヤしたものを抱えている紳士淑女の皆さん、積極的に発言するもよし、あるいは参加者の話を聴きながら静かに思考を育てていくのでもかまいません。

 

お互い当事者として、9月16日に会いませんか?

………………………………………………………

「ゴー宣道場 拡大版」
『倫理と成長の脱原発』

9月16日(日)正午から
世田谷区等々力の
「玉川区民会館ホール」
開催します絵文字:重要

入場料は、お一人900円です。

拡大版「ゴー宣道場」は、
このHP上からの応募も可能です絵文字:重要絵文字:重要

もちろん引き続き、
ハガキでのご応募も受付けています絵文字:記念日

往復はがき に、『拡大版ゴー宣道場 参加希望』 と明記、

さらに、


1.
氏名(同伴者がいる場合はその方の氏名と続柄・関係など)

2. 住所

3. 電話番号
4. 年齢

5.
職業(学生の方は学校名)
6.
募集を知った媒体
7.
応募の理由と道場への期待

返信はがきの宛名には、ご自分の氏名・住所をご記入の上、

152-8799

東京都目黒区目黒本町1-15-16 目黒郵便局・局留め

『ゴー宣道場』代表・小林よしのり、担当・岸端


まで、お送り下さい。

応募〆切、申し込みフォーム、往復ハガキ共に

平成24年9/3(月)必着


ネット、ハガキ共に、

当選された方にのみ当選通知を送らせて頂きます絵文字:記念日
当選通知の送付は、応募〆切後になりますので、しばらくお待ち下さい絵文字:よろしくお願いします



皆様からの多数のご応募、お待ちしております絵文字:重要絵文字:晴れ

切通理作

昭和39年、東京都生まれ。和光大学卒業。文化批評、エッセイを主に手がける。
『宮崎駿の<世界>』(ちくま新書)で第24回サントリー学芸賞受賞。著書に『サンタ服を着た女の子ーときめきクリスマス論』(白水社)、『失恋論』(角川学芸出版)、『山田洋次の<世界>』(ちくま新著)、『ポップカルチャー 若者の世紀』(廣済堂出版)、『特撮黙示録』(太田出版)、『ある朝、セカイは死んでいた』(文藝春秋)、『地球はウルトラマンの星』(ソニー・マガジンズ)、『お前がセカイを殺したいなら』(フィルムアート社)、『怪獣使いと少年 ウルトラマンの作家たち』(宝島社)、『本多猪四郎 無冠の巨匠』『怪獣少年の〈復讐〉~70年代怪獣ブームの光と影』(洋泉社)など。

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