マスコミはオリンピック一色!
どさくさにまぎれて
インチキやりたい人には、
インチキやりたい人には、
絶好のときがやってきています!
先週、9月に発足する
「原子力規制委員会」の
5人の委員候補のうち4人までが
「原子力規制委員会」の
5人の委員候補のうち4人までが
「原子力ムラ」どっぷりの人間である
ことが明らかになりました!
委員長候補の田中俊一は、長年原発推進側の
機関の役員を歴任しており、
福島原発事故後も自主避難者への
賠償方針に反対し続け、100ミリシーベルトでも
「健康に大きな影響がない」と言い張った人物です。
この人が委員長になれば、任期の5年間
総理大臣でも罷免はできず、
「政治からの独立」が謳われているため、
政府もその決定は変えられないといいます。
そのような人事が、
オリンピック真っ最中の
来週中にも決まってしまう
かもしれないというのです!
そんな危機感の中で
昨日行われた、
昨日行われた、
「7.29脱原発国会大包囲」
デモに行ってきました。
デモに行ってきました。
主催は毎週金曜日の官邸前デモの
「首都圏反原発連合」です。
金曜のデモについて産経新聞の「産経抄」が、
「要所に陣取っているのは過激派の活動家や
労組員、政党関係者がほとんどだ。
疑われる方はツイッターに踊らされず、
自分の目で確かめることをお勧めしたい」
と悪意むき出しで書いていました。
で、自分の目で確かめました。
確かに労組や市民団体の旗は
目につきましたが、もともと主催者は
「団体・グループ」の参加を受け付けています。
その上で主催者はあくまでも「脱原発」の
ワン・イシューで参加するよう要請しており、
「団体名の旗や幟については
現場で下ろしていただくことはしませんが、
首都圏反原発連合はそれらの幟旗を歓迎しません。
所属よりも主張を!ということを強く提案します」
というガイドラインを制定しています。
実際、労組や団体の旗が
「要所に陣取っている」ということはなかったし、
「政党関係者」にはついに出会わなかったし、
「政党関係者」にはついに出会わなかったし、
「過激派の活動家」は、集合場所の入り口で
「革マル派」のゼッケンをつけた男が3人
ビラ撒いていたのを見ただけでした。
産経新聞、
またデマ飛ばしました!!
この日は日比谷公園に集合し、
集会の後デモ行進、それから
国会議事堂を取り囲むという予定でした。
炎天下、救護所や子供連れのための
「ファミリーエリア」が設置されるなど、
主催者側の気遣いを感じます。
デモ行進は先頭が4時にスタート。
私は最後の方にくっついて出ようと
思っていたら、出発できたのは
なんと1時間50分後でした。
その間ぷらぷらと日比谷公園内を
歩きまわりましたが、
参加者には若い世代も多く、
年配の人もそれぞれに
手作りのプラカードなどを持ち、
思い思い、てんでんばらばらに
来ているのは明らかで、
先々週の代々木公園で感じた
「組織動員」の雰囲気とは全く異なります。
デモに出発してみると、
私の周りは、私と同様に
個人で来た人ばっかりで、
シュプレヒコールなどは全然慣れてなく、
一緒に来た人としゃべりながら
ただ歩いてるだけの人までいました。
出発してまもなくすると、2、30人の集団が
日の丸振り回して待ち構えていて、
デモ隊に向かって罵声を飛ばしていました。
「キチガーイ! ヒトゴロシー!」
とひたすら繰り返していて、
なぜ原発に反対すれば「気違い」で「人殺し」
なのか一切分かりませんが、どうせ
彼らには理屈などないし、考える頭脳もありません。
ただ、放送禁止用語の罵声を大っぴらに
叫んで憂さ晴らししているだけです。
こういう連中が「産経新聞の心の友」です。
連中は日の丸を汚していると、つくづく思います。
反原発のデモ隊の中にも、少数ながら
日の丸は挙がっていました。
天皇陛下の写真を貼り、
「陛下にご心配をかけるな」
と書いたプラカードを持った人もいました。
福島の現状に
最も心を痛めておられるのは
間違いなく天皇陛下です。
一切福島のことを心配せず、それどころか
「放射能は安全だから帰れ!」
とまで言い出すような連中に、
日の丸を振る資格などあるのでしょうか?
デモ行進は東電本店前や経産省前を
通過し、日比谷公園まで戻ってきて終了。
ここまでは何事もなかったのですが、
その後の「国会大包囲」で混乱が起きました。
歩道上に参加者があふれかえり、
国会議事堂までたどりつけないという
状態になってしまったのです。
日曜の夜で車道がガラガラに空いていたので、
車道を開放しろという声も上がったのですが、
警察はとにかく歩道に参加者を押し込めようとします。
金曜の官邸前デモでも、
以前は車道を開放していたのに
ここ数週は歩道に限定しており、
参加者を歩道に広く薄く分散させることで、
デモを小規模に見せようとしているのでは
ないかという疑念がささやかれていました。
そのためこの日は、これまで常に良好な
関係を保っていた警官隊に対して
罵声を浴びせる者もいて、今までにない
緊張感が生じていました。
そしてついに国会議事堂正門前では
歩道から参加者が
警視庁のバリケードを破ってあふれ出し、
車道を占拠してしまうという事態に
なってしまいました!
参加者と警官の小競り合いも見え、
新聞報道によると逮捕者も2人出たようです。
しまいには警官隊もデモ隊に抵抗できず、
そのまま国会議事堂正門前の車道は
人で埋め尽くされました。
私も押し出されて車道に出てしまいましたが、
ちょっと身の危険を感じるほどの
人の密度でした。
なんとかその場を離れると、
たまたまその場に差し掛かった車が
次々と警官にUターンさせられています。
轟々と続く
「再稼働反対!」の
シュプレヒコールと、
シュプレヒコールと、
鐘やタイコの音。
これは一体、収集がつくのか?
・・・と思ったのですが、
ここまでの混乱がありながら、
終了予定の午後8時になると、
ウソのように抗議行動が終了!
参加者は、粛々と引きあげていきました。
途中の道路でシュプレヒコールを上げたり、
鳴り物を鳴らす人は誰もいません。
私は、この粛然とした撤収が、
このデモで一番怖いと思いました。
ガス抜きで騒いでいるのなら、
こうはなりません。
本気で怒っていて、このデモだけで原発が
止まるわけではないということが分かっていて、
今後も戦いが続いていくことが分かっている
からこその行動でしょう。
参加人数は主催者発表20万、
警視庁関係者によれば1万2500人程度ということで、
主催者発表人数は例によって有り得ないのですが、
警視庁の方も、どう見ても少なすぎます。
2万人以上はいたはずです。
しかし、もう参加人数に
こだわるべきでもないでしょう。
人数なら、労組が動員すれば、その何倍も来るのです。
でも、それでは効果がありません。
今の形式のデモこそが
前例のない事態であり、
これが続くことが
最大に効果を発揮すると思います。
最大に効果を発揮すると思います。
このデモを
「どうせガス抜きだろ」なんてナメていたら、
大変なことになるかもしれません。
この怖さを国会議員は、
分かっているのでしょうか?