昨日、政府が
「女性宮家創設」を先送りして、
「女性宮家創設」を先送りして、
女性皇族の結婚後も
尊称を残すという、
尊称を残すという、
最低の「妥協案」を
決めたことを批判しました。
決めたことを批判しました。
高森先生も書かれているとおり、
政府の無責任には呆れかえります。
なぜ政府がこんな妥協案を
出すことになるかといえば、
それは「女性宮家創設」に
強硬に反対する、
カルトな人たちがいるからです。
今日はその
バカげた主張の一端を
紹介します。
保守系言論誌「撃論」第4号に、
平沼赳夫衆議院議員の
インタビューが載っています。
平沼は「女性宮家創設」の議論を
「非常に姑息でとんでもないロジックです」
「裏口から入ってきて床の間に
座るようなやり方です。狡猾にすぎます」
と切り捨てます。
以下、次のような発言をしています。
「あの怪しい羽毛田長官が
野田総理のところに行って、
『一代限りの女性宮家創設』
の必要性を囁き、
巧妙に洗脳したのです」
巧妙に洗脳したのです」
「僕が心配しているのは、
共産党の革命運動家たちは、
女系主義なんですよ」
「天皇制の廃止に女系天皇を
認めるのが一番良い方法だと、
彼らは思っているのです」
「学生時代には赤旗を振っていた人間が、
長官や侍従長職に就いて、
さも健全な日本国民の顔をして、
皇位継承を論じるなんて、
とんでもないことです」
「男女共同参画局は、天皇制廃止を
政府部内から発信する司令塔。
当然、共産党官僚の巣窟である
男女共同参画局の解体・廃止なしには
『女系天皇・女性宮家による
天皇制廃止』革命は永久に続きます」
平沼赳夫の脳内では、
「女性宮家創設」は
「共産党の陰謀だ!!」
で固まっているようです。
で固まっているようです。
しかし、以前も書きましたが、
現実には、共産党支持者は、
「女性宮家をつくらなくてもいい」
という意見の方が多いのです!
という意見の方が多いのです!
https://www.gosen-dojo.com/index.php?key=josnvk9hh-736#_736
共産主義者は、女性宮家を創設しなければ
「天皇制廃止」に至ると理解しているのです。
平沼のような、
尊皇気取りのバカが
皇統断絶を
招こうとしているのです!!
こんなバカを恐れて、
政府は「女性宮家創設」を
見送ってしまったのです!
平沼は、こう言っています。
「悠仁親王殿下がお生まれになったということは、
少なくとも四十年、五十年は皇位継承問題が
ないわけです。にもかかわらず女性宮家を
立てようという…」
次世代の皇族が悠仁さま一人になれば、
40年、50年はもったとしても、100年後には
皇室がなくなっている可能性が
非常に大きくなります。
平沼は
「自分が生きているうちは大丈夫。
100年後のことなんか知らない」
と言っているだけなのです。
平沼はインタビューの最後にこう言っています。
「男女共同参画局を含め、政府部内から
天皇制廃止をもくろむ官制や官僚を一掃する、
本当の皇室護持の大事業に、われわれ憂国の
政治家が命を賭けるときが来たと思います。
最後に、”女性宮家つぶし”の国民運動と
国会闘争とは、まとめれば、次の三つです。
一、男性宮家を創設せよ!
二、羽毛田宮内庁長官を解任せよ!
三、男女共同参画局を解体せよ!
国民各位も、皇統を守るこの喫緊の
運動に、糾合して頂きたい。」
(太ゴシックは、原文のまま)
翌週には宮内庁参与に
就任しています。
羽毛田氏は
このインタビューの後、
6月1日付で
翌週には宮内庁参与に
就任しています。
参与は皇室の
重要事項の相談役であり、
羽毛田氏に対する
天皇陛下の信任が非常に厚い
ということの表れです。
そのうち平沼らは
「天皇は
共産革命をもくろむ羽毛田に
共産革命をもくろむ羽毛田に
洗脳されている!
われらこそが皇統を守る
憂国の志士だ!」
と言い出すのじゃないでしょうか?