ゴー宣DOJO

BLOGブログ
トッキー
2012.6.9 04:07震災・原発問題

呆れ果てた原発再稼働表明

昨日、野田首相が記者会見で
大飯原発再稼働を表明しました。
もう、呆れて呆れて呆れ果てて、
開いた口がふさがらないまま
一夜を明かし、今朝起きたら
のどの奥までカラカラに
なっていました。
何の根拠も示さずに
「電力不足で日本が
立ち行かなくなる」と脅し、
何の根拠も示さずに
「安全は確保された」
と言ってのけ、
何の根拠も示さずに
「コスト面から夏以降も
稼働し続ける」と言う。
言葉ってこんなに軽く、
虚しいものなのか。
その2日前に聞いた、
AKB総選挙の少女たちの
コメントと、同じ日本語だ
とは信じられません。
関電がわざと
電力不足になるように
非常用電源の確保を
しなかったことも、
「15%の節電」は
昨年の東電管内では
クリアできていることも、
安全対策の要である
「免震重要棟」が
3年後にしか完成しないことも、
地元自治体の事故時の
避難計画等の対策が
全然できていないことも、
原発のコストが実は
ものすごく高いということも、
いざという時、誰にも
「責任」などとれないということも、
みんな、全部、誰でも
知っているのに、この嘘八百。
大阪の橋下市長は、
「政府が守りたいのは、
国民の生活ではなく関電だ!」
と威勢よく言いました。
でも口先だけです。
民主党は一応
「脱原発依存」は維持する
そぶりを見せています。
橋下も
「脱原発依存」の闘いを
続けるように見せています。
自民党も
「脱原発依存」は否定しません。
みんなウソです。
そうやって
「脱原発依存」といいながら、
大飯の次は浜岡か、美浜か、泊か、
じわじわ切り崩して
再稼働していくつもりでしょう。
あまりにも見えすいた手口です。
どうすればこれを阻止できるのか?
とにかく私たちには本を作って
輿論を喚起することしかできません。
『脱原発論』の完成に
全力を尽くすのみです。
トッキー

次回の開催予定

INFORMATIONお知らせ