ゴー宣DOJO

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トッキー
2012.5.26 01:00ゴー宣道場

「国民の幸福感」とは何だろう?

6月10日開催の
第26回ゴー宣道場
『保守って何?
—自民党ならいいのか?—』

はゲストに民主党の
田村謙治衆議院議員
をお迎えします。


田村議員は、よしりん先生が
9人の政治家と対談した
『希望の国・日本』(飛鳥新社)に
登場していただいたお一人です。

ちょうど小沢一郎氏の政策秘書が
逮捕されるという微妙な時期に、
対談を受けてくださった
数少ない民主党議員として
侠気を感じたことを覚えています。


この本が出たのは2010年4月、
対談した時は政権交代から
半年も経たない頃で、
いま読み返してみるとあまりの
状況の変化に驚く部分もありますが、

そんな中、田村氏の発言で
今も変わらず重要だ
と思った部分を紹介します。

将来のビジョンを考えるときに私が思うのは、
国民の幸福感を支えるのは何か
ということなんですよ。
もちろん物質的な豊かさも必要ですが、
今の日本に一番欠けているのは
国に対する誇りだと思っています。
愛国心と言ってもいい。
それが欠けていると、トータルな幸福感が
ずいぶん減殺されてしまうんじゃ
ないでしょうか。貧しい国でも、
「この国に生まれて幸せだ」と
感じている人たちは大勢いますよね。
物質的には他の国のほうが
豊かだと知っていても、
「この国が好きなんだ」という誇り。
日本はそれがないから、ますます
物質的な豊かさを追い求めてしまう
という悪循環になっているんです。

「国民の幸福感を支えるもの」
とは何でしょうか?

いや、その前にそもそも
「幸福感」とは何でしょうか?

門弟の中には、
たまたま映画『楢山節考』を見た
直後に『希望の国・日本』の
この部分を読み返して、

『楢山節考』の状況で
「幸福感」なんて概念はあったのか?
貴族?が言葉遊び程度に
「発見」した言葉なんではないか?
リアルな本能を満たすことが
できなくなった人間が、
なんとか自らの存在意義を
見出そうとしてひねくりだした
ものなんではないか?

・・・と、考えこんじゃった人もいます。

2年経ったらガラッと状況が
変わっているような政策論議よりも、
こういう思想的な部分を掘り下げて
「保守って何?」の答えを
探っていく方がずっと面白いでしょう。

保守の概念論ではなく、
現場を持つ人たちの
観察や知恵が聞きたいと思います。

そして現実の政治状況の中から、
国の将来を考えた時に、
どのような政策を選ぶのが
「保守」なのかを考えていけたら
いいんじゃないでしょうか。



第26回ゴー宣道場

   
『保守って何?

  —自民党ならいいのか?—

 

は、平成24年6月10日(日)午後1時から

 

いつもと違う会場

『アットビジネスセンター東京駅八重洲通り』

にて開催されます!

ご注意ください!

入場料は1000円。

参加希望の方は 往復はがき に、『第26回参加希望』 と明記、

さらに、


1.    
氏名(同伴者がいる場合はその方の氏名と続柄・関係など)

2.    住所

3.    電話番号
4.    年齢

5.    
職業(学生の方は学校名)
6.    
募集を知った媒体
7.    
応募の理由と道場への期待

返信はがきの宛名には、ご自分の氏名・住所をご記入の上、

152-8799

東京都目黒区目黒本町1-15-16 目黒郵便局・局留め

『ゴー宣道場』代表・小林よしのり、担当・岸端


まで、お送り下さい。

締め切りは平成24年5/30(水)必着

参加ご希望の方は

余裕を持ってお早めにご応募下さい!


当選された方にのみ、返信はがきを送付致します。

たくさんのご応募、
お待ちしております!


トッキー

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