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トッキー
2012.5.14 02:19お知らせ

よしりん先生の予言はまた的中してしまうのか?

大阪市の橋下市長は、
「リバティおおさか」と
「ピースおおさか」の
2施設を統合し、
子供が近現代史を学べる
博物館を新設する考えを
明らかにしたそうです。

「ピースおおさか」といえば、
14年前に『戦争論』で
自虐史観の偏向展示を批判した、
悪評高い「平和博物館」です。

あの頃はニセ写真の展示1枚
是正するのも大変だったことを思えば
隔世の感がありますが、
それを素直に喜べない事態になるとは、
予想もつきませんでした。


橋下市長は、その新設する
博物館の展示内容を、
「新しい歴史教科書をつくる会」や、
同会の元会員などに助言を仰ぐのだそうです。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120511-OYT1T01004.htm

よしりん先生の予言が、
また的中しそうです。


   グローバリズムに身投げする新自由主義で、
   経団連・多国籍企業を全面支援し、
   それによって溶解する
   地方・国家・国民をナショナリズムで
   偽装補強するという戦略の構図だ。


   どうせ格差は拡大するのだから、
   下層に落ちた連中の排外主義的な
   ナショナリズムが勢いを増すことになる。


   コンプレックスとルサンチマンを溜めこんだ
   下層民たちの反権力志向を逸らすために、
   「君が代」や「靖国神社」や「反韓・反中感情」や
   「在日差別」や「伝統」が
   利用される時代がやってきた。


   中国の手法に似ている。


   小泉元首相がやったのと同じ手法が、
   エキセントリック橋下においても使われている。


   新自由主義、グローバリズムは
   必ず排外主義とセットになる。


   ヨーロッパのどの国を見てもそうなっている。


  かつてわしが共に戦った
  保守系知識人たちも、
  その「パトリなきナショナリズム」に
  動員されていくに違いない。


   5月5日付ブログ
    「発達障害の子を伝統的教育で治せるか?」

https://www.gosen-dojo.com/index.php?key=jo4sm2m4r-736#_736


「つくる会」に関わる人は今後、
よしりん先生と橋下の板挟みになるか、
あるいはあっさり流されて
橋下の国家破壊の「隠れ蓑」に
利用されてしまうかもしれません。


それにしても橋下市長は、
「ガキ向け」などと罵倒したよしりん先生が、
これから自分が助言を仰ごうという
「新しい歴史教科書をつくる会」の
立ち上げ時の理事待遇で、
その最初の教科書の執筆者
であることを、まさか
全然知らないとでもいうのでしょうか?

トッキー

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