ゴー宣DOJO

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切通理作
2012.4.7 16:05

真の保守を考える『原発はヤバイ、核兵器は安全』感想集ネット編

いよいよ本日、4/8(日)の13時から、第24回ゴー宣道場『女性宮家創設 今一つの危うさ』が開催されるとともに、その第一部がニコニコ動画で生放送されます。

http://live.nicovideo.jp/watch/lv87741152 

「ゴー宣道場って実際どんなものなのか覗いてみたい!」という意識がどんどん高まってきたあなた! ぜひご視聴ください。

さて今回もゴー宣道場選書『原発はヤバイ、核兵器は安全』への反響を紹介させて頂きます!

「読書メーター」というサイトには、本を読んだ人の一口メモが載っています。我が『原発はヤバい、核兵器は安全』についても、

感想・レビューが寄せられてます。

http://book.akahoshitakuya.com/b/486410154X

 

今回はまず、その中から見ていきましょう。

 

まず最初は「しょうたろう」さんの声。

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 ●脱原発と核武装はワンセット。真の保守を考える良著だった。

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 シンプルながらも核心をついた一言が嬉しいです!

 

 次は「mitei」さん。


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●著者らのこの国をよくするための信念のようなものが感じられた。そして過去のあらゆる社会運動などの失敗の経験を踏まえていることも実感した。私も道場に行ってみたいが全部東京だなorz

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 所謂「運動」とは違う試みにしようという考えが記された小林よしのり代表師範の執筆コラム。その文意を読みとってくれたのですね。

 

 ゴー宣道場には全国から人が集まっています!

 動画中継などもご覧になって、もし気持ちがウズウズしたら、ぜひ来てほしい方です!

 


 次は「
naoki_ach」さん。


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●新書サイズとあって手軽に読めます。高森師範が質問者を叱るなど道場の空気がよくわかります。政治家に責任を押し付けるのではなく、自分自身の問題として考える。その覚悟を参加者、読者に問いてます。

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  小林代表師範による高森師範の紹介はもちろん、高森師範の名言集にも、あえて「叱る」教育者としての側面を打ち出させて頂きました。

 かといって、ゴー宣道場は怖い場所ではありません。自分の側から思考を開始するとはどういうことなのか、思考的試練と受け止めてくだされば。

 

 それに、お叱りを受けた人には、漏れなく小林師範と司会の笹師範の心優しいフォローが受けられます!


 次は「カインズ」さん。


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●【結局は覚悟の問題】タイトルにある原発や核兵器に関する問題は少なくやや拍子抜け。むしろ、TPPに関して詳しく述べている。パンダがチベットの動物だということは、知らなかった。また、自衛隊の制服が警察予備隊の米軍払い下げの服装を規準にしたものであることも初耳だった。そんな制服では、たしかに士気が上がらないだろう。核武装、TPPという議論に覚悟を持って取り組む必要があるのだろうが、それを教育やマスコミが妨げているように思えてならない。

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 本書は、核問題だけを扱った本ではありません。

 収録された道場の冒頭で、小林師範の方から、いまの日本が抱える五つのタブーについて、語られます。

 その中に核の問題もTPPの問題も含まれています。

 

 「カインズ」さんは読んでいく中でそのことを理解頂き、色んな発見の中から短いスペースで具体的に書かれているのが嬉しいです。

 

  「原発はヤバい、核兵器は安全」はまさに、「覚悟の問題」というところにつながる象徴的なフレーズでもあると御理解下されば幸いです。

 

 さて、「読書メーター」からはここまで。


 

 次はブログ「小さい声」さんからの引用です。

 http://sakae-green.seesaa.net/article/260727657.html


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●「原発はヤバイ、核兵器は安全」(小林よしのり)を読んだ。

 私は日本が核兵器をもつ、ということに、まだ諸手をあげて賛成できないのだけど、それはたぶん「平和を愛する清らかな人」で自分がいたいから。かもしれん。

 あー、わたしは思考停止してしまっていたな、考えることを、人の話を聞くことを放棄(拒絶?)してしまっていたなと。

 「イスラエル方式」っていちばんいいよね!「核兵器を持ってますか?」と訊かれても、ただひたすら「ノーコメント」。実際に持ってようと持っていまいと、ひょっとして・・・と、イスラエルへの攻撃をためらわせることができる。

 賢いわー。

 あと、核でも原発でもTPPでも、他人事にしない。我が事として考える。

 ということを、身にしみて。

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 核武装についてはまだ決断も覚悟もままならないということを正直に吐露されながらも、そのようなご自分を内省的に綴っておられ、決して、ただ「過激なタイトル」「すごい題名」という印象論で終わっていない。

 

 このような、ナチュラルで正直なご感想をブログに書いてくれるのは非常に嬉しいですね。


 

 次は和田秀樹さんのオフィシャルブログ『テレビで言えないホントの話』から。

 http://ameblo.jp/wadahideki/


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●新聞で小林よしのりさんの新刊の広告を見ていたら、タイトルに『原発はヤバイ、核兵器は安全』というのがあった。

 しかし、実際にはむしろ逆のようで、昔、欧米や中国が大気圏内で核実験をやっていた当時に地表に落ちてきたプルトニウムは現在の1000倍で、福島の爆発の比ではなかったという

 もちろん、それでも発がんが増えたという証拠はないそうだが、これだけ放射能アレルギーの強い国で、核実験をやることは無理だろうというのが実感だ

 日本の核武装は意外なところで遠のいたとしか言いようがない

(相当、本気の議員もたくさんいたようだが)

 核実験をやる場所が考えられない

 公海上でやることは、おそらく国際世論を考えたら無理だ

 日本製粉の輸出ができなくなるほうが、北朝鮮の核が間違えて落ちてくる以上のダメージになるだろう

 国内でやる分にはNPTの脱退で済む

 核燃料の輸入ができなくなるが、原発をあきらめたら逆に核兵器の開発がやりやすくなる

 でも、今、核実験をやらせてくれる県などありえないだろう

 核武装論者が東京に多いし、石原さんもそういう考えのようだから、あるいは、橋下さんもそういう考えのようだから、東京や大阪でやるというのなら別だが

 地下核実験だから、放射能は安全と言っても、今の日本人に科学が通用する気がしない

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 和田さんは本書を読んでいないながらも、NPTの脱退について触れているところが、さすがです。「原発を持っている限り核兵器は出来ない」ということを知っています。

 

 しかしどうやら文脈を読む限り、この人は放射能の害について無頓着のようですね。

 核兵器が無理なのは、放射能ではなく放射能アレルギーのせいだ、と言っているように聞こえます。

 

 放射能に対しての危機意識を併せ持つ国防論というものは、考えられないのでしょうか。

切通理作

昭和39年、東京都生まれ。和光大学卒業。文化批評、エッセイを主に手がける。
『宮崎駿の<世界>』(ちくま新書)で第24回サントリー学芸賞受賞。著書に『サンタ服を着た女の子ーときめきクリスマス論』(白水社)、『失恋論』(角川学芸出版)、『山田洋次の<世界>』(ちくま新著)、『ポップカルチャー 若者の世紀』(廣済堂出版)、『特撮黙示録』(太田出版)、『ある朝、セカイは死んでいた』(文藝春秋)、『地球はウルトラマンの星』(ソニー・マガジンズ)、『お前がセカイを殺したいなら』(フィルムアート社)、『怪獣使いと少年 ウルトラマンの作家たち』(宝島社)、『本多猪四郎 無冠の巨匠』『怪獣少年の〈復讐〉~70年代怪獣ブームの光と影』(洋泉社)など。

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