ゴー宣DOJO

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切通理作
2012.4.5 10:15

一緒に思考を開始! 感想集Twitter編その2

来たる4/8(日)の13時から、第24回ゴー宣道場『女性宮家創設 今一つの危うさ』が開催されるとともに、その第一部がニコニコ動画で生放送されます。

 

http://live.nicovideo.jp/watch/lv87741152 

 

ゴー宣道場選書『原発はヤバイ、核兵器は安全』を読んで「ゴー宣道場って実際どんなものなのか覗いてみたい!」と思った方も、ぜひご視聴ください。

 

今回はニコ生のコメントを議論に反映させる計画もあります。思うことがあったらぜひ書き込みしてくださってもOK!

 

さて今回も『原発はヤバイ、核兵器は安全』への反響を、Twitterのつぶやきから紹介させて頂きます!

 

今回は公開ではあるけれど、Twitter上に居る私に呼びかけて書いてくださっている・・・・・・つまり読者の方から出版社に寄せられた葉書と、意味合い的には通じている「つぶやき」を交えて紹介させて頂きます。

 

まずは 「西本剛司」さん。

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●小林よしのり『原発はヤバイ、核兵器は安全』読了。よしりんが行っている“公論”への挑戦であるゴー宣道場の様子を書籍化。自分がここにいる理由を探し始めた時、社会が立ち上げる。社会を考えた時、歴史と政治が見えてくる。これを見ることが考えるということ。その原点へのプロセスが見えるいい本。
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もう、そのまま本の本質を言い表わしている、名コピーですね。

「道場」と名乗っていても、そこに来る人のための本というより、自分と社会の関係を見つめるすべての人に読んでもらいたいと思いました。

西本さんのツイートは、本の帯に使わせて頂きたかったぐらい!

 

次は「水銀座 鷹匠訓子 このり テンカオ」さん。

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●「道場」読了しました。よしりん先生は随分前に、とあるパーティーでお見かけしましたが、今回のお写真のお顔はスッキリなさってますます舌鋒が冴えてらっしゃいますね!(むしろ穏やかな印象、未曾有の危機の際はもう吠えまくる場合ですらないことがよく伝わります)。自衛隊は親友が隊員さんで、聞ける範囲の情報は一応ありましたが大変な事態ですね。ますます切通先生に興味深々で御座います!

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 この方は小林さんを直接見かけたことがあるのですね。

そういえばゴ―宣道場チャンネルの動画『せつないかもしれない』の今週UPの新しい回で、ゲストに来て下さった歌人の枡野浩一さんは、二十年近く前の新人ライターの頃、ゴー宣初期の小林さんと石原慎太郎さんの対談の構成役として立ち合ったことがあるそうなのですが、その時と比べて、「小林さんは、はるかにカリスマのオーラを放っている」と感嘆してました。

 

ゴー宣初期の時代には小林さんが一般の人の前に出ること自体、まだそんなになかったと思います。あれから朝生などの対決番組を経て、いまでは毎月道場の壇上に立たれているのですから、隔世の感がありますね。

 

それから自衛隊の方ともお付き合いがあるとのこと。

本書収録の道場では最後立て続けに自衛隊関係の方が発言され、その後「控え室にて」で自衛隊の「暴力」的側面が否定されるべきか否かの議論につながったのは、まさに「小学生から現職自衛官まで」集うゴ―宣道場ならではの流れだったと思います。

「国民にとっての自衛隊」を考える上で、必読ですね!

 

次は「aruku」さん。

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●『原発はヤバイ、核兵器は安全』読みました。タイトルは変態、でも中身はまとも・・・な一冊でした(笑)。動画を観てたのでおさらいというか、再確認させてもらいました。いつか道場生になり切通さんを生で見たい・・・っていうミーハーな感覚はダメですかね?
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やっぱり私に宛てた言葉なので、誰にともなくつぶやいているよりも親密感のあるコメントを頂いてます。

しかし「変態」とまで言われるとは、心外です。論議を呼ぶことは必要ですが、けっして奇を衒っているわけではないのですから。

ちょっとでも耳に馴染まないことがあると、「ヘンなもの」のカテゴリに入れてしまい、それ以上考えないようにするのは、いかがなものかと。

もちろん「aruku」さんはそんなつもりで書かれているのではないとは思いますが。

 

 

そして、私ごときを生で見るのはたいしたことではというか、むしろ見ない方がいいぐらいですが、小林さんはじめ師範方は、生身のオーラが全然違いますよ。

堀辺正史師範の、現代人とは思えぬ殺気と、一転してほころぶ笑顔。

高森明勅師範が立ちあがった時に変わる会場の空気!

そして笹幸恵師範は写真より数倍美しく凛々しいお方です。

ぜひ一度会場においでください。

 

次は「夜のホームランバッター」さん。

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●私は、ゴー宣道場の師範の中で切通さんが一番好きです、マジで。これからも注目しています。いつもニコ動で道場見ていますが切通さんの語りは理路整然としていつもハッとさせられることが多いです、とても勉強になります!「思考プロセスに誠実であれ」とのモットー。なるほどそういうことか!と納得できます。またハッとした!笑
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  私へのお誉めの言葉が過大なのは、ズバリ私へ宛てたツイートだからでしょう。

  

 「思考プロセスに誠実であれ」というのは、もちろん小林代表師範から学んだことです。

 そこに立ち戻れば、可能な限り誠実に、また妥協なくものを考えられると思うのです。

 

次は「高橋@DM_Y」さん。二つのツイートを一つにまとめさせて頂きました。

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● 「公論」とは国体とリベラリズムの出会う場所という視点は切通師範からしか出ないのでは? 小林師範が道場に誘った意味が解ったような気がします。動画『せつないかもしれない』も実は深く社会をえぐっていたりしますし。今後が楽しみです。 
 
 「原発は…」読み終わりました。生で聴いた時には流れてしまった事も文字で見ると心に響きます。それだけ成長できたのかな? 切通師範の道場での役割が重くなってきていると感じられる一冊でした。切通師範と小林師範の対談本も出して欲しい。

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いや、ですから私に宛てたツイートですので、面映ゆいですが仕方ないのですよ!

 

「『公論』とは国体とリベラリズムの出会う場所」というのは、本の中に挿入させて頂いた拙コラム『公論と国体』の中での一節であります。

 

高森明勅師範が動画『高森ウィンドウズ』第98回『民主主義と「公」』の中でも、「公という領域に厳粛な感覚を持ち続け、社会に根付かせていくことが欠かせないということを忘れてはならない」とおっしゃっておられました。

http://www.nicovideo.jp/watch/1331799236

 

個の自由は「公」と対立するものと捉えるのではなく、「民主主義が自ら全体主義を選びとってしまうこともある」という緊張感を持たなければ、我々自身をたやすく不自由にしてしまう結果になると思います。

そして後半部、私も前はやや遠く感じられた言葉が、ひとつひとつ胸にそのまま入ってくるようになると、「成長できたな」と感じます。

 

毎回新たに参加される方と、 中途参加の私の成長とがシンクロし、今回、本の作成に関わらせて頂くことで何か同じ地平が見れるのだとしたら、素敵なことですね!

 

 次は「@knockout_7」さん。

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●帯にあるとおり、結論を求めて読む本ではなく『読者(私たち)が思考を開始し、本物の議論できるように導く』ための本という印象を受けました。まともな「思考」もせずに30代半ばになっている自分ですが、これからでも精進していきたいです。

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 まさに自分も感じていることです。

 私も思考を開始できました!

 

 次は「S.Okawa」さん。

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●うわっ!切通先生!国の原発政策のトンデモなさは承知しておりますが、よしりんが「核兵器」というと不穏な空気にむせそうになりまして・・・。しかし切通先生推薦とあればしかと拝読させて頂きます。

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 内容にもあるように、この方は、もともと私をTwitterでフォローくださっている方です。

 この方には「『不穏』なのは核武装した国に囲まれた世界情勢です」と返しましたが、その後「そのとおりだと思うのですが、そこで核を所有を支持するという選択肢は持てないでおります。そのような初歩的なダブスタでモヤモヤしてる人間というのが、私のようなタイトルへの反応を示すのでしょうね」とお返事頂き、その後本を購入されたようです。

 ぜひ、またご感想お聞かせ下さい。

 

 私自身、被爆二世として生まれ、核戦争を絶対してはならないという考えの中で育ってきました。

 平和のためには何が必要なのかということには、いまだ自信を持って「こうだ」と言えないところがあります。しかし、平和について、国民として考えるということからもはや目や耳を塞いでいられない。皆さんと一緒に思考を開始したいと思います。

 

 そんなゴー宣道場に「一度直接行ってみたい!」と思った方、来月の応募受け付け開始してますよ。

 

https://www.gosen-dojo.com/index.php?key=bb05jgmvk-24#_24 

小林よしのり代表師範が自ら呼びかけ中です。

ぜひ、会場でもお会いしましょう!

 

 

 

切通理作

昭和39年、東京都生まれ。和光大学卒業。文化批評、エッセイを主に手がける。
『宮崎駿の<世界>』(ちくま新書)で第24回サントリー学芸賞受賞。著書に『サンタ服を着た女の子ーときめきクリスマス論』(白水社)、『失恋論』(角川学芸出版)、『山田洋次の<世界>』(ちくま新著)、『ポップカルチャー 若者の世紀』(廣済堂出版)、『特撮黙示録』(太田出版)、『ある朝、セカイは死んでいた』(文藝春秋)、『地球はウルトラマンの星』(ソニー・マガジンズ)、『お前がセカイを殺したいなら』(フィルムアート社)、『怪獣使いと少年 ウルトラマンの作家たち』(宝島社)、『本多猪四郎 無冠の巨匠』『怪獣少年の〈復讐〉~70年代怪獣ブームの光と影』(洋泉社)など。

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