ゴー宣DOJO

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切通理作
2012.3.14 08:41

あす発売!ゴー宣道場選書は勇気の書です!

明日3月15日、ついにゴー宣道場選書第一弾『原発はヤバイ、核兵器は安全』配本開始となります。

11日に行われた第23回ゴー宣道場では先行販売した100冊を購入された方から、既にいくつか感想を頂いています。

所載のコラムを読んで、小林よしのり代表師範が、ゴー宣読者や道場に集まった人たちのことをしっかり気にかけていることに驚いたという声もありました。

そうなんです!
今回私もゲラを読ませて頂いて、小林代表師範と愛読者、道場生の皆さんとの交流に胸が熱くなりました。
だからこそ、皆さんに一日も早く読んでほしかったんです。

「書生の感覚」「原点を取り戻す」という小林さんの言葉が胸に響いて、
 今後自分の日々の生活の現場で躓きそうになった時、
読み返したいという人もいました。
 
ゲラを読んでいて、世の中のことを真面目に考えたい、
ちゃんと考えたいと思った遠い日の自分の「初心」「原点」
に突き当たった気が僕もしました。
僕もそのつど忘れないようにします!

何もまだ実績がない、力をもたないところで
立ちあがろうとする人の勇気を、
小林さんは見逃さないのだなと、
ハッと胸を衝かれたところがいくつもあります。

「なるべくこのような書籍として残したい。
全国で興味を持っている人たちに、
道場の雰囲気の一端でも伝わるといいね」と
小林師範はいま出ているSAPIOのゴー宣で
書かれていますが、まさにそういう
考えで作られた本です。

ゴー宣を読んで考えたことや道場に来た人はそこを通して育んできた考えや、
共有出来てきたことを、
自分の場所から人にどう伝えるのか、
いままで配慮ご尽力されてきた方も多いかと思います。

そこに、この本をひとつの有力なツールとして
使ってほしいんです!

身近な人から、たとえば
「ゴー宣道場ってどんなところ?」とか
「小林よしのりってお前、以前から読んでたけど、
どんなこと書いてるの?」とか
問いかけられて、
いまひとつ鮮やかに説明できなかったなー、
とか、思うことはありませんか?

僕だって実は結構あります。
せっかく興味持ってくれたのに、
もうちょっとちゃんと話してみたかったなー、とか。

そういう時に、この本があればと
思って編集に携わりました。

ぜひ、道場の中身を
伝えるツールとして、
この本を明日から、
どんどん使って下さい!

そんなことそそのかしちゃいけないかも
しれないけど、
時にはサイレント・マジョリティ
として「こんな声もあるんだよ」
と、ノイジー・マイノリティに
示してもいいのではないでしょうか
と思うんです。

運動にならないように、
煽りにもならず、
ただ自分の受け止めた思いを、
「この人に届いたらいいな」
というつもりで、
少しだけ吐露するのでも・・・・・。

そんな時、懐の中に
勇気の一冊として
この本があればいいと思います!

切通理作

昭和39年、東京都生まれ。和光大学卒業。文化批評、エッセイを主に手がける。
『宮崎駿の<世界>』(ちくま新書)で第24回サントリー学芸賞受賞。著書に『サンタ服を着た女の子ーときめきクリスマス論』(白水社)、『失恋論』(角川学芸出版)、『山田洋次の<世界>』(ちくま新著)、『ポップカルチャー 若者の世紀』(廣済堂出版)、『特撮黙示録』(太田出版)、『ある朝、セカイは死んでいた』(文藝春秋)、『地球はウルトラマンの星』(ソニー・マガジンズ)、『お前がセカイを殺したいなら』(フィルムアート社)、『怪獣使いと少年 ウルトラマンの作家たち』(宝島社)、『本多猪四郎 無冠の巨匠』『怪獣少年の〈復讐〉~70年代怪獣ブームの光と影』(洋泉社)など。

次回の開催予定

第119回

第119回 令和6年 11/2 SAT
14:00~17:00

テーマ: ゴー宣DOJO in広島「原爆の悲惨さはなぜ伝わらないのか?」

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