震災後「絆」という言葉が語られたけれど、現実は「分断」だったんじゃないかという人がいます。
頭のいい人ほどそういう言い方をしている気がします。
そういう現状に対して問題意識を促すために言っているのならいいのですが、冷笑的な場所に留まるのでしたらよくないですよね。
そんな時どういう視座を持てばいいのか、ゴー宣道場の道場生の中でさえ、ブレを感じます。
師範という名で参加させて頂いている自分は、言葉の無力さを感じます。
けれど、ゴー宣道場選書第一弾『原発はヤバイ、核兵器は安全』を読んでもらえれば、自分の立ち位置がどこにあるのかという見定め方が、共有できると信じています。
たぶん自分はゴー宣道場選書の編集に携わり、事前に内容を読み込みすぎて、道場生の皆さんとさえ熱度に差が出てしまっているのかもしれない。
いや、きっとそうだ。
だから早く読んでもらいたい。
あと5日後の、3月15日に。
そして明日道場に来る人は、その先行発売で。
被災した場所、そうでない場所、
距離の近い人、遠い人・・・・・
たしかに人は物理的条件で分断される。
しかし被災者じゃない人が明日そうなる可能性なんて、当然ある。
これからだって大地震が起きて
原発事故が起きる可能性だってあるんだから。
そんなとき必要な「国民としての当事者性」。
そういう話を
明日の道場では出来るでしょうから、
私も気を引き締めます。
●3月11日午後1時から開催
ゴー宣道場『3・11以降発狂した政治・言論を撃て!』
http://live.nicovideo.jp/gate/lv83800285
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