よしりん先生に
登場してもらいます
『3.11以後、
発狂した政治・言論を撃て』
の議事進行をまた変更します。
奇しくも
「発狂した政治・言論」
というテーマにふさわしい
重大な事態が
出来しているからです。
日曜日に上げた
わしのブログで
予言したとおり、
やはり週刊ポストは
「閾値アリ」から
ホルミシス説に
踏み出しました。
WiLLの渡部昇一の
記事に見られるように、
「年100ミリシーベルト以下の
被爆は体にいい」
とする放射能
ホルミシス説の信奉者が、
週刊ポストにも
専門家の肩書を
誇示しながら平然と
跋扈するような事態に
なり始めたのです。
現在の
飯館村の空間線量は
年50ミリシーベルト
くらいらしいので、
「低線量被爆は体にいい」
と主張する者たちは、
「飯館村の住民は
帰った方が健康になる」
と言っているのも
同然です。
「原発安全神話」
が崩壊したと思ったら、
今度は
「放射能安全神話」
が形成されようと
しているのです
驚くべき事態です。
しかもそれを、
被災住民の「不安」、
日本人の「不安」が
後押しするという形で
進行しているようです。
「差別はいけない」
「不安を煽るな」
と言いながら、
放射能汚染地帯の
住民を使って
人体実験をする計画が
推し進められる
危険性があります。
わしの福島原発事故
に対する認識は、
政府や国民の大多数が
思っている以上に、
とてつもなく
深刻なものです。
例え
「不安を煽るな」
と言われても、
わし自身は
悪人扱いされようと、
福島の子供たちを守るために
この危機感を
伝えておく必要があると
思っています。
もちろん
福島の人たちに対する
「差別」 は
断固許されない
瓦礫を
「震災瓦礫」 と
「放射能汚染瓦礫」
に分けて、
震災瓦礫は
全国で受け入れ、
放射能汚染瓦礫は
福島原発に近い一か所に
集中させるといった、
差別や偏見抜きで、
被災地と共闘する覚悟が
日本国民に
求められていると思います。
天皇陛下のお言葉を
高森師範に読み上げて
もらうことから始めます。
東京から飯舘村までの
ガイガーカウンターの旅を
なるべく短時間で説明し、
ジャーナリストの
田上氏を交えて、
郡山や飯舘村の
汚染状況をどう見たか、
そこで暮らさざるを得ない
住民をどう考えるか、
飯舘村には果たして
戻れるのか、などを
話したいと思います。
1時40分までに
ここまでを終えたい。
わしと田上氏の
報告に対する感想を
述べてもらいながら、
いよいよ放射能を
どう認識し、
どう戦うべきなのか、
なぜ「放射能安全神話」が
出てくるのかなどを、
より大きな日本人論の
視点と共に
議論したいと思います。
生中継のある第一部は
放射能の問題に
集中します。
「放射能安全神話」
の拡大を防がねば、
福島だけの問題ではなく、
日本国としても
取り返しのつかない未来が
待っていると思うからです。
第一部の終了は
2時20分です。
ここまでに絶対に
終わらせねばなりません。
2時40分からとし、
46分に震災の
犠牲者のために
黙祷を捧げます。
これも高森氏に
号令をかけてもらいます。
メーリングリストで
募ってみましたが、
最初の内はシカト状態で、
催促したらどんどん
集まりましたが、
無理矢理ひねり出したような
質問も見受けられ、
いまいち緊張感の欠けた
質問が多いように
感じました。
議論のための議論を
やってもしょうがないので、
第二部では一年前からの
師範方の発言を振り返り、
何を反省し、
何を見落としていたか、
何を修正すべきかなどを
話し合っておきたいと
思います。
質疑応答も交えて、
非常時の心構えを
つくる覚悟を
しておきたいと思います。
次の重大な事故の場合、
「ゴー宣道場」として
どう対応するかを
決めておきたいのです。
質疑応答は、
予め門弟から提出された
質問から選んで、
こちらから指名するかも
しれませんし、
一般参加者も含む
全員に挙手を
求めるかもしれません。
いつも3時間が
あっという間に終わって、
わしは時計の針ばかり
気にして焦って
いなければならないので、
師範方も門弟も参加者も、
本当に時間を気にして
話してください。
冗長にならないように
第二部終了後に、
切通師範が
責任編集からライターまでを
一手に引き受けてくれた
「ゴー宣道場選書」
『原発はヤバイ、核兵器は安全』
を先行販売します。
切通氏しかできない、
難しい話を平易に
噛み砕く文章力が
存分に活かされた
一冊になっています。
心と懐に
若干の余裕のある人は
お買い上げください。