TPPへの関心が
薄らいできているように
感じます
中には、
今頃 『反TPP論』
を出しても遅すぎる
という人までいます
しかし今まさに
TPPの交渉は
行われているのであって、
まだこの交渉自体を
挫折させることもできますし、
選挙があれば、
そこで反TPPの意思を
国政に反映させる
チャンスも生まれます
なんで早々に
諦めムードに
なるんでしょうか?
カーク代表は2月29日、
米下院歳入委員会で、
日本の自動車や
農産物などの
全面的な市場開放を
促しました。
来日中の
カトラーUSTR代表補は
3月1日、米国政財界の
反発の高まりを受けて、
日本に市場開放の
決断を強く要求、
「日本にはやっかいな
製品テストや独特な基準、
差別的な政府調達の
規制がある」
と主張しました。
日本政府は、
オーストラリア・
ニュージーランド・
シンガポール・
マレーシアとの協議で、
「90%~95%の品目の
関税を即時撤廃し、
残る関税も7年以内に
段階的に撤廃すべき」
という要求を
受けたとのことです。
しかし日本では今も
農業関係者を中心に
反対論が多く、
足元が乱れている。
これが諸外国から
「日本は市場開放に消極的」
と見られる原因のようです。
もっともっと
足元を乱れさせよじゃ
ありませんか
だから
『反TPP論』 が
一般庶民にまで
拡がることに
期待したいのです。
中野剛志さんの
本などを読んで、
理解されるのでしょう。
しかし、
経済問題は頭に入りにくい
という一般庶民向けに
よしりん先生は漫画で
『反TPP論』
を描いたのであり、
グローバリズムに
本質的な警戒心を
育てるために
来島恒喜 の物語を
描きました
攘夷の観念の喪失こそが、
日本の危機だという、
この来島恒喜の章こそが、
むしろよしりん先生の
真骨頂でしょう
3月14日発売 の
「SAPIO」 の 『ゴー宣』 で、
日本との交渉の
窓口になっている
米通商代表部
USTRについて、
驚くべき実態を
報告しています
ぜひこれも読んでください。
TPPを挫折させる
チャンスはまだあるのです。
問題は
急速に関心を失っている
日本国民のニヒリズムにこそ
あるのではないでしょうか?