今日発売の「WiLL」には、
本当に呆れました。
本当に呆れました。
みなぼんも書いていますが、
こんな雑誌に
よしりん先生の
連載が載ることは、
私も許容できません。
渡部昇一の
『明るい未来への道筋 原発興国論!』
なる文章、これが、
普段は短い文章しか載せない
「WiLL」にしては異例中の異例、
28ページにも及ぶ長文で、
しかもこれが「原発擁護」どころではない、
「原発大絶賛」です。
渡部は「低放射線は身体にいい」
という「放射能ホルミシス説」を信奉し、
その受け売りを長々と書いています。
しかし、それがトンデモなカルト説
であることは、現在発売中の
「SAPIO」の『脱原発論』で
よしりん先生が徹底的に描いています。
既に先回りして塞いである論点に
飛び込んでくるのだから、
相当マヌケです。
さらに渡部は、日本が脱原発すれば、
原発輸出などの産業が韓国に
奪われてしまうと言い、
日本の脱原発は韓国の陰謀だ
と言い始める始末です。
本当に、誰も彼も
陰謀論に嵌っていくのには、
唖然とします。
これは、80歳を超えた
渡部の高齢のためではありません。
渡部は、
「劣性遺伝の子は産むな」
と大西巨人氏に暴言を吐いた
30年前から、ずっと
トンデモさんだったのです。
こんな人を総出で擁護し、
権威に祭り上げていたこと自体、
日本の戦後保守がずーっと
ダメだった事実を象徴しているのです。
そして渡部は、
高速増殖炉「もんじゅ」を
成功させることこそが
日本に明るい未来を開き、
「世界が大歓迎」し
「地球万歳ということになるのだ」と、
妄想に浸る恍惚の人となって、
このバカ長い稿を終えています。
今どき、もんじゅが完成して
明るい未来を拓くなどという話に
乗る人がいるんでしょうか!?
しかし、花田編集長にとってみれば、
どんな極論・奇論でも、
話題になればOK!なのでしょう。
こうやって批判を書くこと自体、
花田氏にとってみれば
「宣伝してくれてありがとう!」
って感覚なのでしょう。
花田氏は「公論」なんて
一切興味持っていません。
「ゴー宣道場」に来ても、
必ず寝てました。
ただただ、
悪魔に魂を売り払って
商売するだけなのが、花田氏です。
「別冊宝島1796 原発の深い闇」に載った
「雑誌の電力系PR広告出稿ランキング」では、
「WiLL」は「ソトコト」に次ぐ堂々の第2位でした。
今でも電力会社の広告が欲しくてたまらなくて、
こんな原発大絶賛を載せているのでしょう。
そして、いくら非難されようと、軽蔑されようと、
どうせ花田氏は蛙の面に小便でしょう。
とうに魂は悪魔に売り払って、
人の心を持ち合わせていないのですから。
みなぼんが、よしりん先生の「WiLL」の
連載を止めさせたいと書いています。
私も100%賛成です!
いくら情が絡んだとしても、あんなクソ雑誌に
よしりん先生が労力を割き、
利用されるような義理なんてないと思います。
どういうわけか、
なかなかよしりん先生には
聞きいれてもらえないのですが・・・