ゴー宣DOJO

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トッキー
2012.2.21 15:00『わしズム』

「わしズム」復活決定!

よしりん先生の
重大発表です!!

・・・・・




本日発売の
SAPIO」の欄外
でわかることだから
発表してしまいますが、


3月に
「わしズム」
を復活させます!


はっきり言って、
「前夜」で女性層やリベラルを
狙う戦略は失敗しました。


読者からは圧倒的に
「わしズム」の
復活を願う声が大きく、

それならば
期待に応えるしかない
と判断しました。

 

いい年こいたおっさんが
表紙から出てくるより、

女優の方がいいだろう
と思っていたのですが、

『ゴー宣』の読者は
そうではないようです。


小林よしのりに
謙虚は許されない
ということがわかりました。


「ごーまんかまして
よかですか?」

は謙虚な言葉なのですが、

わしに抱く読者のイメージは、
「本気でごーまん
かましてほしい」
という
ファシズム願望のようです。

わしってどうやら
長渕剛とか
やしきたかじんとか
橋下徹みたいな、

そういうタイプに
分類されている
のかもしれません。


違うんだけどなあーーーー。


益荒男ぶりより、
むしろ
手弱女ぶり
なんだけどなあーーーー

 

もちろん「わしズム」
をやるからには、
相当濃密な
内容になることは
覚悟してもらわねば
なりません。


「わしズム」は元々、
雑誌の作り方では
なかったのです。


単行本と同じくらい
隙のない作り方で
やってたのです。


しかし、そこまで濃密に、
重厚に作っても、
最近は保守系の人間も
ネトウヨ並みの馬鹿に
なってしまってるし、
ものを考える根気も
なくなってるし、

ステレオタイプの
言論の繰り返しか、
単純なドグマしか
受け入れなく
なっている状況だから、
売れるかどうかは
わかりません。


ただでさえデフレで
雑誌の売り上げは
激減してる
状態ですからね。


幻冬舎の期待通りに
売れるかどうかは
わかりませんが、

かつての「わしズム」の
売り上げに届くかどうか、
やってみるしかないのです。

 

幻冬舎は雑誌より、
わしの単行本や新書の方が
商売になると
考えているようです。


雑誌は多くの作家から
原稿を集めねばならず、
各作家のわがままを聞いて、
その上費用もかかるから、
編集者としては
苦労ばっかり大きくて、
実りが少ないと
思うのかもしれません。


わしもこれで売れなければ、
迷惑かけることにしか
ならないから
心苦しいのですが、
どうか志儀くん、
もう少しわしのわがままに
付き合ってほしい。

 

わしは雑誌を作らなければ、
現在の言論状況を
変えられないと思っています。


特に311以降、
保守や左翼という
言論の区分が
通用しなくなってしまいました。


皇統問題でも、
原発でも、
TPPでも、
保守内分裂が
起こっています。


かつての言論の大物は、
ほとんど全部
ボケが入ってきました。


頼りにならないのです。
もう視力も衰え、
勉強する体力や粘着力もないし、
言ってることがデタラメ。
そのうち全員死んでしまいます。


そのじじいに媚を売る
若手の知識人しか育たないのは、
カネを持っているのが
高齢者ばかりだからです。


高齢者がカネを出す
媒体で受ける言論に、
感覚が慣れきって
しまっているのですね。


選挙の票になるのが
圧倒的多数の高齢者だから、
若者や子供たちのための
日本が作れなくなっているのと
同じ状況です。


過去の日本のためだけでなく、
未来の日本のための
言論が必要なのです。


国の行き先を指し示す
威力ある言論を作らなければ、
政治家の小粒具合を見ていても、
この先、日本は
当て所なく漂流する
ばかりになってしまいそうで
恐怖です。

 

わしがやるしかない
と思っているのですが、
商売として成功させられるか
どうかは全然わからない。


幻冬舎からもう雑誌はダメと
見限られるかもしれません。


背水の陣で
3月に
「わしズム」
を復活させます。


大惨敗で終わるかも
しれませんが、
正面突破を狙います。


玉砕するか、突破するか、
みなさん見物していてください。


もう、買えとか
宣伝文句を言っても
しょうがないと悟りました。


見物していればいいです。
わしはやるだけです。


わしが失敗するなら、
日本も失敗する
運命なのでしょう。


あっ、やっぱり
わしって
ごーまんかも!?

トッキー

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