活字の世界ってのは、
ホントにチョロイもん
だなと思います。
ホントにチョロイもん
だなと思います。
どんな嘘つきだろうが、まがい物だろうが、
一度世に出てイメージが固まって、
雑誌の編集者とコネが
出来上がってしまえば、
延々どっかで
駄文・雑文を書いて
世間にモノ申していられるようです。
有罪判決を受けて
外務省をクビになった犯罪者でも、
本人が言い張るだけで
それは「国家の罠」だったことになって、
日本外交を偉そうに批判できる。
同様に、
全くの一般国民であるにも関わらず、
本人が言い張るだけで
「旧皇族」だと思われて、
皇位継承問題について
インチキを言いまくることができる。
とにかく雑誌編集者の目
ってのは節穴で、
私は連日何かの雑誌に
怒ったり呆れたりしておりますが、
今日呆れた馬鹿雑誌は
「新潮45」3月号です。
ニセ旧皇族・竹田恒泰が
『女系天皇を画策する奸臣』
というタイトルの文章を
書いているのですが、
これは完全な詐欺文書です。
竹田は
「旧皇族は、GHQの圧力が
なければ今でも皇族なのです」
とヌケヌケと嘘を書いています。
『新天皇論』第11章で描いたとおり、
GHQの圧力がなくても、
伏見宮系11宮家は、
大正9年の「皇族降下準則」に基づき、
全員皇籍を離れることは決まっていたのです。
竹田恒泰は、父親の代から
一般国民になることになっていました。
しかし竹田は人の無知に付け込んで、
「GHQの圧力がなければ私も皇族」
と大ウソをついており、
最近では「古事記1300年」に
便乗して全国各地を講演行脚し、
参加者から「殿下」「殿下」と
持ち上げられているらしいのです。
日本史上最大の
「宮さま詐欺」が
全国展開しています!
詐欺師・竹田恒泰の
「ニセ殿下がやってきた!」
全国ツアーです!
その竹田デンカが
「新潮45」に書いた
詐欺文書ですが、
「女性宮家」の問題について、
「私は旧皇族の男子三十名以上の方に
会って意見交換をしています」
なんて書いてます。
しかし「旧皇族男子」とは
昭和22年の皇籍離脱まで皇族だった、
現在65歳以上の人のことで、
現在7,8人しかいないはずです。
どうやって30名以上に会ったのでしょうか?
霊媒師にでも頼んだのでしょうか?
で、その「旧皇族」たちは、
「みな、何としても『男系継承』を
守ってゆかなければ、
という確認がとれています」
だそうです。
で、
「もちろん、
自分から皇族になりたい、
と言い出す人はいません。
ただ、国民から求められたら
どう答えるか、責任を持った
答えをしなければならない、
という緊張は共有しています」
だそうです。
でも、
「その話の内容について
明かすことはできません」
だそうです。
で、
「旧皇族にはどんな人がいるのか、
私が発言しているだけなので、
あまり知られていません」
だそうです。
でも、
「私の後ろには
同じ思いの同族が
たくさん控えています」
だそうです。
怪しーーーーーい話!
つか、どー見てもこれ、
詐欺師の論法でしょ?
「同族」って誰?
もう特定されてるじゃないの!
で、そんな話に同意してる
人なんていないでしょうが!
で、そんな話に同意してる
人なんていないでしょうが!
しかも竹田はここでも、
既に結婚している国民を
夫婦ごと皇族にしようという
「夫婦養子」と、
「生まれたての子供を
養子にする」
という空論を開陳しています!
そして竹田はこう言うのです。
「むしろ、生まれたばかりの
赤子の方が自由の味も知らず、
民間の垢がついていないですから、
皇族としてはいいのかもしれません」
赤子の方が自由の味も知らず、
民間の垢がついていないですから、
皇族としてはいいのかもしれません」
…本気!?
竹田の「同族」は、
産んだばかりの自分の子を、
「自由の味を知らないから
都合がいい」
と手放せるような
「人でなし」なんですか!?
こんな暴論にも疑問も抱かないのが
「男系派」や「新潮45」のレベルなのです。
竹田は宮内庁や政府の動きに対して、
「『女系派』は相当焦っています。
『女系派』にとっては今が
最後のチャンスなのでしょう」
と書いています。
そうかもしれません。
自分が皇族になりたい
野心を秘めている
宮さま詐欺師の策略のせいで、
いま「女性宮家創設」が
つぶされてしまったら、
本当に皇統が
断絶してしまうかも
しれないのですから。
そして、それ以上に
焦っておられるのが
天皇陛下であることは
言うまでもないでしょう。
陛下の無事な
ご回復を心より
願い申しあげます。
そして朝敵たちに
いつか裁きが下されますように。