「第21回 ゴー宣道場」
を開催しました
今年初めの道場、
会場は品川区大崎の
人事労務会館 です
今回も門弟有志による
設営隊と骨法の道場生が、
設営と警備を
担って下さいました。
もはや秒単位で
勝負が決する
激戦になっています
手伝って下さるので、
本当に心強いです
ありがとうございます
そして
前回の道場報告で、
師範方が食べている
差し入れが羨ましいと
ボヤいたせいか、
私に差し入れやお土産を
持ってきてくれる方が
多くて驚きました
恐縮です
「今回はよしりん企画
スタッフの皆さんに」
と言って、
手作りのおやき をたくさん
持ってきてくれました。
隊長のおやきは
美味しかったぁー
福岡のFさんは、
「これはみなぼんさんに」
と言って 福岡のお菓子 を。
よしりん先生の好きな
バームクーヘンが入っていて、
「わし、バームクーヘン好き」
と言うので、仕方なく
よしりん先生にもあげました
フランスはパリから
来て下さったTさんは、
「私がパリで一番美味しいと思う」
という 本場のチーズ を
持ってきて下さいました
参加応募の際に
送って頂いた
ポストカードが素敵でした
写された写真には、
エッフェル塔を中心に
歴史を感じさせる
建物が並んでいて、
無闇に超高層ビルを建てずに
街並みを守っている
フランス人の心意気(?)
を感じました
他にも、
AKB48のカレンダー や、
AKBのお守り付き缶コーヒー 、
AKBのクリアファイル 等々、
よしりん先生への
AKB48グッズ の
差し入れも頂きました
もちろん
師範方の控え室には、
今回も編集者の
皆さんからの差し入れが届いて、
どれもとても
美味しかったそうです
さて、今回のテーマは
「ソーシャルメディアの罠」
このテーマに対して
強い関心があるようで、
今回は普段以上に
応募ハガキが
たくさん届きました
インターネットが普及し、
もはや否応なしに
生活の中に
入り込んでくる一方で、
ソーシャルメディアに対する
不安感が拭えない、
使う上での心構えを
知っておきたい、
といった応募理由が
多かったです。
道場の冒頭でも
参加者のネット利用状況を
確認するために、
いくつかの質問をしたのですが、
思った以上に、
というか大半の人が
SNSを何かしら
利用していることが
わかりました
それぞれ、
個人的に使っていたり、
ビジネス上必要に駆られて
使っていたりと様々でしたが、
ソーシャルメディアの
浸透度に驚きました
対して、
ほとんどの師範方が
「ソーシャルメディア」
とは縁遠いのに、
無謀(?)にも
このテーマに
挑戦するということで、
一体どんな回になるのか
全く予想がつきませんでした。
実際の状況から
浮いた議論になっても
実りがないので、
今回は ITジャーナリスト の
佐々木俊尚 氏
にゲストとして
登場して頂きました
よしりん師範が
今回のテーマを設定した意図、
また今までの
論争の中で感じてきた
ネットに対する違和感を表明。
その上で、
今回は佐々木氏をお迎えし、
勉強するつもりでいると
語りました。
よしりん師範の話を踏まえ、
ゲストの佐々木さんに
お話し頂きました。
佐々木さんのお話で
印象的だったことの一つは、
現在のネットの問題は、
自分が興味を持って
見ているところしか見れない
ということでした
もっと膨大な情報や
コミュニティがあるのに、
酷く狭い範囲しか
見えていないため、
どんどん
タコツボ化 してしまう。
さらに驚愕だったのは、
国境なしにどこまでも
平等に繋がることが
できるとされた
インターネットが、
実は分断を拡げ格差を
固定させる働きをしている
と断言されたことでした。
佐々木さんが、
今後のグローバル時代を
生き抜くために、
ソーシャルメディア等を
使いこなせた方が良いと
お考えになる理由も、
そこにあるようです。
それはどういう意味か??
ぜひ動画で
チェックしてみて下さい
師範方も加わり、
議論は
文明論 や 人間観 にまで
及んでいきました。
佐々木さんのお話を
聞いていて、
やっとネットの現状や
現実社会に
もたらしている影響が
明確にわかったようで、
感心しきりでした
グローバリズムの
捉え方の違いが
明確になったところで、
第1部が終了しました。
第2部では参加者との
質疑応答になりましたが、
やはり質問の多くが、
ネットへの不信感を
表わすものでした。
佐々木さんが議論を通して
仰っていたのは、
結局は使う側である
人間のリテラシー、
そして対応力の問題だ
ということでした
ファミリーレストランで
家族一人一人が
携帯を持ってバラバラに
過ごしているというのは、
携帯やネットよりも、
家族そのものの問題
というのは
確かにその通りだなと
思いました。
私もそういう光景を
見かけると、
「親が取り上げなさいよ」
と言いたくなります
使い慣れていくうちに、
マナーやモラル、
インフラが整えられていく、
というのは
ちょっと信じ難い
そこまで性善説には
立てないと感じました。
新しい技術に対して
ツールではなく使う側、
人間の問題だというのは、
よく言われますよね。
それこそ
原発事故の際にも
言われました。
でも人間は本当に、
どこまでも技術を
進歩させられて、
さらにその技術に
対応していくということが
できるのか?
そこまでの全能感は
恐ろしいです
これも
感情論 でしょうか?
ネット社会を
熟知されている
佐々木さんのとことん
客観的で論理的な説明と、
師範方の問題提起や
道場生の質疑応答を通して、
ネットと現実社会の
状況が明確となり、
ソーシャルメディアに対する
不安感の正体が、
スッキリとしたように
思います
また、
インターネットとグローバリズム、
国家の問題を考える上でも、
重要な回となったのでは
ないでしょうか
よしりん師範に、
「小林さんが
Facebook を始めたら
『友達』 申請しますよ」
と仰っていたそうです
果たして、
よしりん師範が
Facebook を始める時は
来るのでしょうか!?
さて次回は、
『国家と故郷とTPP』
というテーマで開催します
今回のテーマとの
関係で言えば、
インターネットの普及によって
「都会に出て行かなくても
地方で十分だ」
と考える若者が
増えているとも言われます。
そんな現代社会において、
国家や故郷、
共同体というのは
どう変化していくのでしょうか?
また、交渉参加へ
各国との協議を始めた
TPP がもたらす影響は?
稲田朋美 議員 と、
民主党 の
鷲尾栄一郎 議員
をゲストに迎え、
現実の政治を踏まえた
白熱した議論に
なることと思います。
皆さん、
どしどしご応募下さいね
(詳細な募集要項は ↑ の
「今後の開催予定」
をご覧下さい)