毎日、朝から深夜まで
机にかじりついて描いたので、
寝るときには足がだるくて、
痛くて痛くて・・・。

幻冬舎の志儀くんと
『前夜』２号の打ち合わせを
しているときに、
来年なるべく早くに
『ゴー宣』の緊急
スペシャルバージョンを
描き下ろしで出そうという話に
もっていかれてしまいました。

彼はなんか
交渉がウマイ

「ゴー宣道場」では
まだまだ全然
説明し足りないし、
全国的にもっと多くの人に
ＴＰＰの何が問題なのかを
知らせようと思いました。

巷にＴＰＰの本は
何冊も出てるから、
いまさらわしがと
躊躇してたのですが、
活字で書かれた本を読める
インテリだけではなく、
漫画なら読めるという
人だっているでしょうし、
すでに出版されている
ＴＰＰ本には絶対
書かれてない観点から
描く方法があります。

漫画ならば描けるという
方法論がありますので、
やっぱり出しておくべきだろうと
決意しました。

悔いのないように、
漫画家としてやれることを
やっておくしかないですからね。

しかし
『前夜』２号の
３本の連載もあるのに、
こんなに膨大な量のペン入れを
スタッフができるのか？

わしとしては、
商売の問題ではなく、
これは日本が重大な過ちを
犯すかもしれない帰路に
立ってる事態なのだから、
使命として
描くしかないですからね。

口先だけで言うより、
苦労して、
プロ根性を見せるしか、
わしのやれることはないですから。

あとはスタッフが、
職人魂を見せてくれることに
期待します。