よしりん先生の
登場でーす
今年最後の「ゴー宣道場」です。
テーマは
「70年目の日米開戦前夜」
なかなか意味深なテーマだと
思いませんか?
いつも締め切り
ぎりぎりになって
ハガキが来るから
全然予測が立てられなくて
困るんですが、
まだ席に余裕があります。
みなぼんが配慮してるようです。
「前夜」 というのは、
TPP参加によって、
日本がアメリカンスタンダードの
グローバリズムで戦い始め、
日本が日本ではなくなっていく
前夜と見ることもできます。
日米開戦のときの空気と、
平成のTPP開戦の空気とは、
何が違うのでしょうか?
日本は自由貿易で
豊かになったのだから
「開国」しなくてはならないなどと、
いまだに愚劣なことを言う
連中がいますが、
「自由貿易」の意味、
「開国」の意味を
わかっているのでしょうか?
「交渉」 で国益になる有利を
勝ち取ればいいなどと、
あっさり安易に言ってくれますが、
日本と欧米人との
「交渉」の感覚の違いを
わかっているのでしょうか?
歴史を知らぬ
日本人モドキが、
無責任な楽観論で
交渉参加を
「コーショー、コーショー。
あ・さ・は・ら・コーショー♪」
と歌っています。
オウム真理教の、
閉塞感に耐えられず、
現状を一気に
打破したくなる衝動は、
一か八かの
国家破壊衝動となって
テロを起こしました。
経済界・言論人たちの、
閉塞感打破のための
TPP突入も、
国家破壊衝動に
近いところがあります。
次回道場は、
「開戦前夜」 の国民心理を
しっかり分析しようという
意図があります。
敗戦してから
分析したって遅いのです。
後世、
「あのとき指をくわえて
見てたじゃないか」
と言われぬように、今、
我々が分析しておきましょう。
そしてこの日
参加した人には、
日本でもっとも速く、
わしが責任編集をした新雑誌
『前夜ZENーYA』 (幻冬舎)
の全貌を
知ることができます。
明らかにされるということですね。