門弟有志で行っているメーリングリストでも
『国防論』の感想を募ってみました。
その一部を紹介します。
師範代・時浦のコメントと共にご覧ください!
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こんばんは。いわき市のSです。
『国防論』中で、よしりん先生は
「『天皇論』3部作と『国防論』は地続きのものである」
と述べられました。
しかし、(多くの読者にとってもそうだと思いますが)
私にとっては
『戦争論』3部作から『天皇論』3部作、
私にとっては
『戦争論』3部作から『天皇論』3部作、
そして『国防論』へ流れは、
明確な一つの道のように続いている
ものと捉えています。
『戦争論』シリーズでは、現代に生きる私達にとって
ものと捉えています。
『戦争論』シリーズでは、現代に生きる私達にとって
「失われた歴史」となりつつあったこの国の近代を描き、
ほぼ完成していた歴史的・国民性的な「断層」を
気づかせてくれました。
気づかせてくれました。
『天皇論』シリーズでは、皇室がいかに
この国の安寧を保ってきたかを描き、
『戦争論』で描かれた人々が守ろうとした
「国」とはどのようなものだったのか?
を教えてくれると同時に、
を教えてくれると同時に、
この国が培ってきた国体の尊さ
を私達に示してくれました。
を私達に示してくれました。
今、満を持して世に出た『国防論』は、
『戦争論』『天皇論』の両シリーズを通じて
私達一般読者が発見することのできた「日本」が、
現在どのような危機に直面しているかを、
体系的に示す書
となっていると思います。
となっていると思います。
「地域・故郷」と「国家」は表裏一体であるが故に、
そのどちらも滅ぼしかねないグローバリズム、
周辺諸国との純軍事的な危機、
周辺諸国との純軍事的な危機、
そして我が国の「国体」を体現する皇室存続の危機・・・。
これらの危機の大きさを思う時、
今回出版された『国防論』は序章に過ぎず、
『戦争論』、『天皇論』と同様、
連作とならざるを得ないのではないかと感じます。
じゃあ『国防論』も3部作?
それは読者が求めるかどうかにもよるんですけど、
ともかく、確かに『戦争論』も、さらには
『ゴー宣』全て、そして『ゴー宣道場』も、
全部一つの道につながってます!
「この道を行けばどうなるものか。危ぶむなかれ。
行けばわかるさ」です!
Sさん、福島は大変だと思いますが、負けないでください。
今月、よしりん師範(とジャーナリストの田上さんと私も)は
福島に入ります!
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船橋のNです。
国防論の感想です。
「国防」と言うものの見方を
大きく変えさせられた一冊です。
大きく変えさせられた一冊です。
それは、従来
国防=外敵の侵略に対して国家を防衛する事
広辞苑等の辞書に書かれている意味でもあり
そういう意味で捉えてました。
「国家を守る」という点においては、
戦争も経済破綻も環境破壊も天災も
過去から現在、そして未来へと
日本の歴史を継げていく事への
妨げであり、
国家の永続を願う上では、
変わらぬ「外敵」である
事に気づかされました。
事に気づかされました。
恵みへの感謝と猛威に耐えることしか出来ない恐怖
という
2種類の畏れを抱いて謙虚に接すべき自然という神々
頭使って、言葉と武威をもって対処が出来る外国勢力
それぞれに対する術は違っても、
「先祖伝来の故郷と国家をそれらへの思いと共に継承し、
子孫へ継承していくこと」
「その為に何が必要で、何が不要かを問い続けること」
国防論に含まれている願いをそんな風に感じました。
「国防」の概念は変えなければなりません。
もちろん軍事は大事ですが、
これからの世界では「軍事を伴わない戦争」
にも最大限警戒しなければならない。
先月の道場で指摘されたとおりです。
さらには、他国との利害の衝突すらなくても、
国が危なくなる場合がある。
韓流ドラマなんかを「外敵」にでっちあげて
騒いでる場合じゃない、と思うんですけどね。
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横須賀のKです。
『国防論』の感想を書かせていただきたいと思います。
『国防論』の感想を書かせていただきたいと思います。
冒頭、東日本大震災の海底地震が発生し、
大津波が押し寄せるところからはじまりました。
最初は海上に出ていた船が襲われ、港に到達し、
堤防を粉砕し、ついには人が住む陸地に至る…。
震災直後から、今に至るまで何度となく
Youtubeなどで津波の影像を見てきて
その恐怖に恐れおののいていましたが、
その恐怖に恐れおののいていましたが、
性質上津波の発生から到達までを
記録した映像はなかったし、
記録した映像はなかったし、
ある意味実際の影像よりも迫力があり、
破壊力を感じた描写になっていました。 この辺り漫画ならではだと思うし、
破壊力を感じた描写になっていました。 この辺り漫画ならではだと思うし、
実際に現場を見てきてかつ、たぐいまれなる
洞察力で書き込まれた小林先生の作品だなと思いました。
洞察力で書き込まれた小林先生の作品だなと思いました。
中盤は少年工科学校の記載がありました。
ここについては、今月号のWiLLのゴー宣の欄外で、
国防論だからと言ってマニアックな軍事の話や、
軍事衝突の話を記載しているわけではないという
記述を見て、なるほどと思いました。
記述を見て、なるほどと思いました。
記載してあるのは、将来日本をしょって立つ
自衛隊のための養成学校。
別に鉄拳制裁を受けるわけでもなく、
別に鉄拳制裁を受けるわけでもなく、
軍事マニアがいっぱいいるわけでもなく、
とにかく自分と向き合い、
とにかく自分と向き合い、
鍛錬していく人たちのことが書かれていました。
きっと過去の日本軍の軍人達も
こんな感じだったのだろうと想像することができました。
高圧的なところとか、言論弾圧されたことばかりが
クローズアップされるけど、
クローズアップされるけど、
みんな恐ろしいほどに内面から鍛練を重ねた
存在だったのだろうな
と思いました。
存在だったのだろうな
と思いました。
終わりの方では、原発と核武装の話。
「原発は即時停止、廃炉の方向で。かつ核武装は進める。」
私はこの国防論と、ゴー宣と
WiLLでの西尾幹二氏の論文を見ることにより、
ようやく言わんとしていることが理解できましたが、
ようやく言わんとしていることが理解できましたが、
原発も核兵器ももってのほかという人か、
あるいは核武装のために原発も稼働せよという
ほぼ二者択一の論調の中、
ほぼ二者択一の論調の中、
なかなかこの考え方を支持する人はそうそう
増えないのではないかと思うのと、
増えないのではないかと思うのと、
だからこそどんどん国防論を読む人が
増えて気付く人が多くなってくれればと思いました。
増えて気付く人が多くなってくれればと思いました。
冒頭のシーンは、私もコンテで見た時点で、震えました。
戦前の江田島生徒の手記などを見ると、
昔は鉄拳制裁は当たり前だったようで、
さすがに時代とともに変わる部分はあるのでしょうけれど、
あの自衛官のストイックさ、その精神は
やはり戦前から受け継がれたものだろうなと思いました。
まさに「花びらは散る、花は散らない」です。
原発を即時停止して核武装。
「国防」を核に据えれば、結論はこれしかないです!
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またそのうち紹介します!