今日は「SAPIO」の
締め切り日です
今、よしりん企画は
「WiLL」と「SAPIO」の連載分と
『国防論』の描き下ろしを
同時に描いているので
大変です
漫画は描き上げるのに、
時間はかかるし、
人手もかかるし、
経費もかかります。
特に 「時間がかかる」
という点は、
漫画制作の現場を
知らない人には、
なかなか理解できません
「WiLL 5月号」掲載
『本家ゴーマニズム宣言』で、
よしりん先生に批判された
Y染色体カルト教祖さま は、
自称保守論壇誌に
「さらば!ゴーマニズム宣言」
と題した反論(?)を載せました
その冒頭には、
こう書かれています。
「同誌の発売は三月二十六日であるから、
小林氏は東日本大震災直後の状況下で
この漫画を描いていたことになる。
その執念には敬服するばかりだ。」
なんというか・・・
大震災に託けて、論敵が
「国難に対して無神経な人間」
との印象操作をしようとする
意図が丸見えです。
「国難に対して無神経な人間」
との印象操作をしようとする
意図が丸見えです。
この人の文章は
一事が万事、この調子で
「憶測」 と 「噂話」 と
「陰謀論」 ばかりなのですが・・・
この人、根本的に
漫画制作の過程を
おわかりになってないようなので、
一応、漫画家の秘書として、
事実関係の間違いだけは
指摘しておきたいと思います
そもそも、「WiLL」掲載の
『本家ゴーマニズム宣言』 の
締め切り は、通常、
発売日の 約2週間前 になります。
そこから原稿を
描き上げる時間を逆算し、
よしりん先生が 絵コンテ を
完成させるのは、
発売日の 約3週間前 、
内容自体を考える
シナリオ作成 の段階は、
発売日の 約1ヶ月前 です。
しかもこれは、
“ 最短でやったとして ”
の計算ですから、
予定通り描き上がらず
もっと時間がかかることも
当然あります。
“ 最短でやったとして ”
の計算ですから、
予定通り描き上がらず
もっと時間がかかることも
当然あります。
漫画は発表までに
これだけ時間が
かかるわけですから、
『ゴーマニズム宣言』を
描き続けるのには
「先見の明」 が
『ゴーマニズム宣言』を
描き続けるのには
「先見の明」 が
絶対に必要になるわけですね。
まして、現在は、
『国防論』の描き下ろしも
同時に進めているので、
連載作品は通常より
もっと早めに完成させています。
つまり、該当の
『本家ゴーマニズム宣言』は、
東日本大震災が発生した時には、
既に完成していた
ということです。
文章と違って、
パソコンでチョチョッと
修正できるものではないのです
大震災発生直後に、
また一から内容を考え、
描き直し、締め切りに
間に合わせることは
不可能です
まぁ、大震災が起きたとしても、
「皇統問題」 は忘れてはならない
危機的な問題ですから、
自粛ムードの抑圧なんかに
負けずに描き続ける “ 執念 ” は
よしりん先生にはありますよ。
それにしても、震災以降、
こういった言葉や表現の
吊し上げが増えていますよね
「この国難の時に・・・」って、
自分だけはさも正しいかのように
偽善的に他者を叩く。
言論人が言論を
抑圧するようなこと言って
どうするんですか。
それに、
震災が云々言いますが、
震災が云々言いますが、
よしりん先生は被災地に
自ら行きましたよ
そして、そこから得た
情報や考えたこと、
多くの人に伝えなければ
いけないことを、
作品に描き続けています
「ゴー宣道場」でも、
2回もテーマにして、
考えようとしています
自分の影響力をフルに使い、
出来る限りのことを
しようとしています。
きっと今、
日本人の多くの人が、
そうやって自分に
出来ることを考えて
やっているのではないですか?
で、Y染色体カルト教祖さま、
あなたは?
「この国難の時」くらい、
印象操作なんていう
ちっさいことに走らず、
男なら正々堂々、議論で
勝負して欲しいものです。