よしりん先生の登場です
「第13回・ゴー宣道場」の
プログラムを公表しておきます。
まずわしが
「あと3年で日本を変える」
と言った理由を説明します。
1月のわしの講演で
話した内容とも、
今回の震災で顕わになった
思想的問題とも関わっています。
見ていた者からの報告では、
参加者が食い入るように
熱心に聞いていたわりには、
わしの後ろの師範方の方が、
30分の講演時間を
大幅に超えるわしの話に
戸惑いを隠せなかったようだと
言っていました。
アンケートの結果は、
1時間話してくれて
良かったという感想ばかりで、
知識ではなく、
わしが伝えたい核心に
感応してくれた人たちが
多くいたことがわかりました。
メーリングリストでは、
農業の話題が主流になり、
朝日から産経までの
TPP賛成の意見に
違和感を表明する流れが、
その後、保守系の言論人からも
大きくなっていきました。
師範方も含め、参加者にも
反射神経の部分で
わかってもらったとは
思えません。
4月3日の
師範方の打ち合わせは、
大震災の話題で
5時間半も続き、これでは
「ゴー宣道場」の3時間では
全然足りないのでは
ないかと危惧するほど、
熱のこもったものでした。
しかしそこでも
「乳幼児を思う母の立場からは、
ミネラルウオーターを
買い占めるのは許容される」
という意見が出され、
わしの考えとは対立しました。
わしは少し酔っていたので、
師範方には失礼な
違和感の表明に
なっていたかなと
反省したのですが、
わしの感覚からは
そのような
母親の振る舞いに
嫌悪感を感じるのです。
語らなければならない問題にこそ、
真実が宿っていると考えます。
わしが自称保守派と
完全に袂を分かちたいのは、
大文字でしか語らないからです。
大文字で語る者たちは、
いくつにも枝分かれしている道の中から、
怪しい道を反射的に
避ける直感が足りません。
これは勉強では身につきません。
大文字の言葉の
受け売りをいくら記憶しても、
細かい脳内神経とシナプスを
網の目のように
張り巡らせなければ、
直感や反射神経は
育ってくれません。
別の例題が現われると、
同じ間違いを繰り返すことは
十分あり得るのです。
大文字で大言壮語するのは、
自称保守派に任せましょう。
「ゴー宣道場」の参加者には、
小文字で詳細に語る思想を
身につけてもらいたいと
思っています。
あと3年のうちに。
日本列島が一気に
非日常に突入していっただけに、
人々の言動に次々に
違和感を感じることばかりで、
わしは「発狂者」続出だと
思っています。
ネット関係の仕事で
重大な負荷を負うことに
なってしまいました。
今週はホテルにカンヅメで
仕事をしていましたが、
昨夜は高層階での
大きな揺れを体験しました。
長く揺れていましたが、
東北なら動揺するのは当然ですが、
東京では大したことないと
すぐ直感するでしょう。
自宅で普段から買い置きしていた
ミネラルウオーターは
底を突きました。
水道水でOKです。
ルームサービスについてくる
氷の入った水を
飲み干すようにしています。
水道水でしょう。
「第13回・ゴー宣道場」ですが、
わしの「あと3年」の説明のあと、
師範方で「語らいタイム」
のようなフリートーク形式での
討論を行います。
師範方に
気をつけて頂きたいのは、
客席に向かってではなく、
師範方の顔を見ながら、
師範方との会話形式で
トークしてください。
客席に向かっての説法形式を
なるべく控えていただきたい。
これは反射神経での会話を
重要視したいからです。
その会話から参加者に、
どこに違和感を持ち、
どこに共感するかを
考えてほしいのです。
まず被災者や被災地との
関わりを持った人から、
意見や質問を出してください。
師範方の感想や回答を契機に
再びトークを続けます。
これだけは言っておかねば、
聞いておかねばという
意見があったら、
参加者から発言してもらいます。
重要な論点は膨大にあるので、
師範方だけで話し合っても
本来は3時間では
全然足らないくらいです。
想定外の視点を
提供してくれればありがたい。
「よしりん企画」の時浦が
生中継の担当を
することになったので、
第一部で、ニコニコ動画の
生中継の練習をします。
音声が出てるのに、
映像が映らなかったりという
不備も発生しましたから、
5月の道場のために
練習させます。
ひょっとしたら第一部を
全編視聴できることも
あるかもしれません。