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高森明勅
2011.2.27 09:13

学ぶ社会人

2月22日、宗教専門紙の編集者と連載につき、打ち合わせ。

その後、月1回の若い社会人向けの講義。

別に運動とか保守とか一切、関係のないごく普通の若者たちだ。

参加メンバーも、毎月出て来る者もいれば、何ヵ月ぶりとか初めてなど、様々。

ただ共通しているのは、向上心が半端ではないこと。

午後8時から10時までだか、いつも超過してしまう。

参加者が皆、熱心なので、こちらもつい力が入ってしまうからだ。

社会人だから仕事の都合で遅れて来る者がいるのは当然としても、9時とか9時半頃からでも、懸命に参加する真剣さには感心する。

目立たないところで、こういう努力を積み重ねている者とそうでない者の差は、時間を経るにつれて顕著になるに違いない。

こんな若者がいるんだから、まだ日本も捨てたものではない、という気になる。

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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