ゴー宣DOJO

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みなぼん
2011.2.25 06:33政治・経済

“ 帰郷 ” に対する価値観の変化

みなさーん絵文字:重要絵文字:笑顔
お待たせしました絵文字:重要絵文字:重要
 
『第11回・ゴー宣道場』
「若者の現実と夢」
全編動画
いよいよアップされます絵文字:パソコン
 
今回は生放送での
トラブルもあったので、
第1部全て無料
アップします絵文字:良くできました OK
 
といっても、第2部から、
さらに議論は
エキサイトしていきますので、
有料の第2部も
要チェックですよー絵文字:重要絵文字:星絵文字:星
 
先立って、
師範方の 「語らいタイム」
既にアップされています絵文字:笑顔
 
道場当日に参加できず、
その後のブログ上での議論にも
なかなかついて来れなかった方々も、
ぜひ、全編動画をご覧になって、
「若者の現実と夢」 について
活発に議論していきましょう絵文字:重要絵文字:音楽

   

 
 
さて、今の若者の
就職難という問題を巡って、
最近のマスコミや論壇、
「ゴー宣道場」などを見ていて、
一応ギリギリ若者の私も
感じたことを書きたいと思います絵文字:ひらめき
 
 
まず以前、よしりん先生も
指摘していましたが、
ちょうど私の世代くらいを境に
価値観が大きく変わっていて、

特に就職に関していえば、

帰郷しての就職に
屈辱を感じていません。
 
昔のように、帰郷しての就職が、
“ 負け犬 ” のように
思われていた時代とは
大きく変わっていると思います。
 
しかも、
「帰郷しての就職でも、会社で十分信頼され
  有意義な仕事ができるのだから負け犬じゃない。」
「東京じゃなくても勝ち組になれる」
などと思って、
屈辱を感じないのではないのです。
 
帰郷すること自体に
「負け組」 とか 「勝ち組」 といった
感性すら持ち合わせていない。
 
むしろ、より積極的に、肯定的に、
地元に帰ることを選択している絵文字:キラキラ
 
そこには、大きな価値観の変化が
あるのだと思います。
 
都会のように、隣に住んでいる人の
顔すらわからないとか、
個々にバラバラとなった
人間関係の中に身を置くよりも、
友人もいて家族もいて、
地域の人との付き合いもあって、
そういった、人と人とのつながりを
感じられる所での暮らしを
求めているんです。
 
都会に住む若い人達の中にすら、
自分の住む地域に興味を持ち、
お祭りなどに積極的に参加したいと
思っている人が増えていますよね。
 
そういったことからも、
「人と人とのつながり」
共同体を欲する感覚
若い世代に広まっていることは
見て取れると思います絵文字:星
 
 
「そうした共同体の人間関係は、
  実は鬱陶しいことばかりだ」
と、個人主義の方は言いますが、
実際、自分が子どもの頃には、
そうした共同体の中で
過ごしてきたんですから、
そんなことはわかっているんです。
 
そうしたことはもちろんわかった上で、
それでも帰郷することに
何ら消極的ではない。
 
東京から地元に戻って生活している
私の友人を見ていると、
地域の共同体も、
若い人達の新しい感性で、
昔のようなプライバシーが全くない
濃密な共同体ではなく、
ある程度近代化され、
プライバシーも保護された共同体に
なってきていると感じます絵文字:晴れ
 
もちろん共同体特有の
嫌なこともあるけれど、
それも仕方ないこととして、
上手に受け流す術を
時間をかけて身につけています。
 
都会との情報格差もほとんどないから、
「地方は遅れてる」という感覚もない。
 
友人は言います。

「東京で子どもを育てるなんて
考えられない」
と。
 
私はこの感覚、
とても良くわかります。
 
あるロスジェネ世代の方が、
まだ帰郷しての就職が
“ 負け犬 ” とされていた
自分達の世代が
屈辱に耐えて信頼を獲得し
体を張ったことも、
今の20代が
帰郷に対して屈辱を
感じなくなった理由の一つだ、
と仰っていました。
 
しかし、私の「実感」からすると、
この価値観の変化に、
ロスジェネ世代は関係ないと思います。
 
帰郷に対して、もともと、
「勝ち組」「負け組」という
感性すらないのだから。
 
感謝するとしたら、
地元を捨て都会を
目指す者たちを横目に、
地域に根ざして
共同体を守り抜いた
先輩方でしょうか絵文字:笑顔
 
 
 
みなぼん

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